ブラジル、"Festival de Jazz Manouche Piracicabaのドキュメンタリー映像

2015年で3回目の開催となった、ブラジルの"Festival de Jazz Manouche Piracicaba(ピラシカバマヌーシュジャズ フェスティバル)"のことは、何度かこちらのブログでも紹介していた。

asquita.hatenablog.jp

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先日、2015年に開催されたフェスのダイジェスト映像を発見したので、観てみた。 今年のフェスはまめにトレイラー映像がアップされているなぁと感じてはいたが、こんな風にまとめてきたんだ! ブラジルのフェスに行くなんて夢のまた夢…と考えるマヌーシュ・ジャズファンにとってはうれしい映像集だと思う。素敵!
映像には、ゲストとして招待されたと思われるロビン・ノランRobin Nolanとポール・メーリングPaul Mehling(Hot Club San Franciscoの主催者)が多く紹介されている。アコーディオン奏者3名による、マヌーシュ・ジャズスタンダード(確かLes Yeux Noirs)の共演がかっこいい。"Minor Swing"に合わせてステージ上でサルサを踊ってみるカップルがいたり、アリ・バホーソの名曲"Aquarela Do Brasil(ブラジルの水彩画)"をマヌーシュ・ジャズでやってみたり…というのが、ブラジルで開催されているフェスティバルならではの演出だと思った。
この映像、しばらく楽しめそうだ。

ブラジルといえば、サンバにボサノヴァ、ショーロなど、世界に誇る音楽がたくさんあるので有名だが、そこで敢えてマヌーシュ・ジャズを発信し続けることで、また新しいアイデアやアレンジが生まれるかもしれない。ブラジル音楽好きとしても、その点をぜひ期待していと思っている。