羽田空港でカレーうどんを食す@cuud(クウド)

出発ロビーはJALカウンターの前にあるお店がずっと気になっていた。店構えが印象的なこのお店に今日、思い切って入ってみた。開店からちょうど1年ほどになるとか。

メニューは、カレーうどんとトマトカレーうどん、それにこの2種を両方味わえるハーフ&ハーフの3種類。テーブルはカウンターのみで、店内はモノトーンで統一されている。机にすぐセットされるお茶のグラスの口当たりも良い。

迷いようもないので、「カレーうどん」をオーダー。すぐ出てくる。


正直、「麺は少ないぞ」と思ったのだが、説明書によれば、「麺のあとはご飯で食べよ」とのことなので、だとこれくらいの麺量でちょうどいいのかもしれない。「うどん」ではあるが、太めのラーメンのような太さ。


味は…(説明をよくみずオーダーしてしまったが)からいけれど、きちんとスパイスを調合してつくられた味がする。これはおいしい。トッピングの生野菜と、サイドメニューのピクルスが箸休めのよい役割を果たしてくれている。ちょっとドロドロタイプのカレーうどんだが、最後にお出汁で割るとちょうどよくなって、全部スープまで飲み干してしまった。

お値段は1,400円くらいだったかな。ちょっとお高めだけれども満足度は高い。たまの贅沢、麺が食べたくなったらまたここに来てみようと思う。

広島の老舗割烹ディナー@稲茶

せっかくだから良いものを…と老舗割烹に行った。ビル3階だが立派なお店構えで個室もあり、お着物を着た方が給仕担当している。

 

突き出しは、なまこの和え物から。柔らかくて美味しかった!

 

ポテトサラダは美味しいが量がかなりの上品で、ここが高級割烹だと悟った。

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珍しいのは、アナゴの稚魚、のれそれの卵とじとか。

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名物いわしハンバーグは、新しくて美味しかった。

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こんなにも色々な食材を取り揃えているのだから、この値段は当然か。もう気持ち安いとありがたいのだけれども、おいしいのだから仕方ない。そろそろこういう特別なものを愉しめるようになりたいね。

宮島口からフェリーでGo。

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宮島口からは松大フェリーとJRフェリーの2社のものがある。私は、Suicaが使えるだろうとの理由でJRにした。お値段はたしか180円だったかな。フェリーの時刻表を見るまでもなく、ましてや予約の必要もなく、宮島口に行けばどうにかなる印象だ。

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ここから10分足らずで到着する。間違ってもお弁当開けたりしちゃいけない、と思った。

近づく鳥居に興奮する乗客。海から見れば、干潮や満潮の関係なく、つねに海の中にあるように見える不思議な鳥居にワクワクする。いよいよ、上陸です。

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ちなみに、Suicaは使えなかった。ICOCAとか、関西圏のものだけ使えるとか。全国統一して欲しいところだ。

 

あなごめしのうえの@宮島口

厳島神社でも見ようかと、宮島に行こうとしている。そのフェリーに乗る前に、うっかりあなごめしが気になった。昔、うん10年前にここに来た時、あなごめしの美味しさに心から感動した記憶があるから。

 老舗のお店はこちらの"うえの"。

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ここに来たのは2時半とかそんな時間だったのだが、なんと、ランチタイム終了…次のオープンは4時からだという。そんなことがあるのか😱

そんなに待てないので、お弁当を買うことにした。まだ少しあたたかい。お値段は1,944円かぁ。普段なら買わない値段だな…。パッケージはレトロでかわいい。大正12年のデザインだとか。

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 広げるとこんな感じだ。

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アナゴがぎっしりと詰まっている。

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優しいお味で満足。ショウガやたくあんの付け合わせも良かった。

次回チャンスがあれば、早く来よう。こんな寒い日に外でお弁当食べるのはあまり良いアイデアではなかった…。

 

 

 

 

 

 

イタリアのRadical Gypsy、じわじわと活躍中。

イタリアのローマで活躍している、ガブリエレ・ジョヴァンニGabriele Giovanniniがリードする正統派マヌーシュ・ジャズトリオ、Radical Gypsyラディカル・ジプシー。以前、こちらでも紹介したのだが、その後"Spaghetti alla gitana"(ジタン風味スパゲッティ、みたいな感じかな)というアルバムをリリースするなどしていたようだ。イタリア人グループっぽいアルバムタイトルだなぁ。
asquita.hatenablog.jp

ひょんなことから最近の彼らの活躍を知ることになった。
こちら、昨年2016年11月に開催された、ローマ・ジャズ・フェスティバルRoma jazz Festivalのポスターだ。Radical Gypsyの名前があるではないか。しかも、有名ミュージシャンと並んで名前を連ねている。
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残念ながらフェスの動画を探すことはできなかったのだが、ジャズが盛んなイタリアでのマヌーシュ・ジャズ枠のスターとして、引き続きの活躍を期待していきたい。

大好きなお囃子にどっぷり@勝山左義長まつり2017

♪ 蝶よ花よ 花よのネンネ まだ乳飲むか 乳くびはなせ 乳くびはなせ~♪


町中が赤、黄、緑のラスタカラー、もしくは赤、青、白のトリコロールの短冊でわーっと飾られると、「お、左義長まつりが始まるのだな」と思う。

ここ福井県勝山市左義長まつりはちょっと特殊で、市街地にある12基の櫓の上で、長襦袢姿の人々が三味線や笛、鉦と一緒におどけた感じで太鼓を叩いて浮かれる、というのがメイン行事だと私は思う。櫓の脇には「歳徳大明神」のお札とともに「御神体」が置かれている。みんなこの御神体に正月飾りを積み上げているので、これが日曜日の夜に九頭竜川河川敷の弁天緑地に持ち込まれ、「どんと焼き」とともに祭りは終わる。


今年は日曜日には勝山を出ないといけなかったので、とにかくお囃子をたくさん吸収しようと思った。しかも、前回来た時は全櫓を回ったが、今回は初日の「一番太鼓」が始まる「上長渕地区」を中心に鑑賞することにした。「左義長まつり保存会」の模範演奏(演技?)も上長渕で開催されていた。一番太鼓はバチが違う、というのも今回初めて知った。ちょっと長い竹?のバチだ。これに、上手にいる三味線の方が、スローで歌い始めるオープニング。かっこいい!

「蝶よ花よ」ではじまる「左義長ばやし」以外の曲のバリエーションが多く聴けたのもよかった。「しっちょめ」をききたくてもやっている櫓が見当たらず、あるいはタイミングが悪くてなかなか聴けなかった前回とは違って、しっちょめを思う存分聴くことができた。

●御大典

金比羅船々

●しっちょめ

1まわし目は三味線入れるの、やめるアレンジにしたのかな。

●だいづる

叩く人には「愛嬌/お色気」タイプと「しなやか武道派」タイプがあって、私は後者が好きだということも認識した。もちろん愛嬌タイプも投げキッスしたり、ポーズとったりしてキュートなのだが、笑顔を振りまきながらも、腰を入れて叩きまくっている人に惹かれる。前々から注目していた叩き手さんが今年も活躍していると、それだけで嬉しい。これからも末永く、このお祭りで活躍を見せてほしいなぁ。

一方、観光客でも太鼓体験ができるのは(観光客としては)嬉しいけれども、観ている方はちょっとつらい。リズム感がなさ過ぎたりすると鑑賞すらする気がなくなってしまう。やはりこのお祭り、上手な叩き手がいてこそ。あまり素人は櫓にのってはいけないのだ、と思ってしまったのだった。

ドイツのマヌーシュ・ジャズギタリスト、Wawau Adlerがセルマー/マカフェリギターで弾く"Nuages"。

ギターメーカーは、よく有名ギタリストに楽器を試し弾きしてもらい、その様子を動画にとってアップすることで楽器のプロモーションをはかっている。たまに素敵な演奏動画が紹介されるので、侮れない。

asquita.hatenablog.jp

シッカス兄弟が中心となって運営する会社Siccas Guitarsは、ドイツのアンティークギター業者だ。会社には英国人のギター職人も一人いるようだが、基本的にはオリジナルギターを制作するより、アンティークのクラシックギターのネット取引を中心に事業展開をしている。エレキギターからクラシックギターまで、そしてたとえばギターコンクールでの優勝経験がある日本人ギター職人、桜井正毅氏の1976年製のギターも売っているなど、販売しているギターの種類は幅広い。
自社が販売しているギターの宣伝として、この会社、なんと1932年につくられたSelmerギターを、ワワウ・アドラーWawau Adlerが演奏している映像をアップしていた。

これが本当にいいギターなのかどうか私にはわからない。でも、ジャンゴの時代にを生きたセルマーだったら買う、という人も出てくるのではないか。ましてや、マヌーシュ・ジャズのギタリストがこんなふうに弾きこなすんだったら、自分もこれくらい弾けるかも…と期待させる。さあこのギター、買い手がついたのだろうか。