Beaujolais Nouveau 2009を味わう。


http://www.suntory.co.jp/wine/special/kaikin09/november/index.html
表参道のフレンチビストロ「Benoit(ブノワ)」で開催された、サントリー主催のボジョレー・ヌーボーを愉しむイベント「November Fest 2009」に行ってきた。友人の誘いだったのだが、ワインもさることながら、フードクリエイター・狐野扶実子さんの料理に興味があったので、楽しみにしていた。

料理はどれもこれも美味だったが、なかでも白舞茸のヴルーテっていう、カプチーノみたいな泡立ちで気に入った。あとは、ボジョレー・ヌーヴォーでつくったグラニテ(シャーベット)も爽やかな後味で大満足だ。

忘れちゃいけない、イベントの本命は、解禁になったばかりのボジョレー・ヌーボーだ。4種類飲んだ中でも、"Beaujolais Nouveau 2009"というのが一番おいしかった。ヘンな酸味もなく、くいくいっといけてしまう。サントリーボジョレーブランドといえばGeorges Duboeuf(ジョルジュ・デュブッフ)ということで、本イベントには醸造家ご本人も来日されていた。なんだか人のよさそうなお方だった。

ワインにはそんなに詳しくないけれども、こうやってワインの魅力に気軽に迫れるイベントは、必ずやワインの売上に影響することだろう。一消費者として、このイベントを細く長く続けてほしい、なんて思うのであった。

ちなみにイベントでは、狐野扶実子さんらによるビストロガイドブックも売られていた。発売のタイミングや掲載された飲料ブランドなど、内容もろもろを鑑みるに、サントリーが間違いなくタイアップしているよな…この本。素晴らしきマーケティングミックスではないか! でも、ビストロに主軸を置いたガイドは珍しいので、都内のビストロをめぐる、いいキッカケになりそうな本だ。
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