トルコ料理、もろもろ。

トルコ料理=ケバブという印象だが、実は郷土料理もあったりして、バラエティ豊か。ブタさんが食べられないにしても、食材豊富だから当然か。

実は私の好物は「ギョズレメ(Gozleme)」という、トルティージャみたいな薄い生地のなかにチーズやポテトやホウレンソウが入ったものなのだけれども、今回は食べられず残念な思いをした。前にカッパドキアのDedemanホテルに泊まった時は、朝食会場で民族衣装を着てスカーフをまとった女性がせっせとギョズレメを焼いていたのを覚えているのだが。

今回おいしいと思ったものは"Testi Kebab"とガイドブックには書かれている、いわば「壺焼きケバブ」。

カッパドキア地方の名物らしく、焼きあがったらツボの口を割って食べる。それはそれはおいしかった。日本でも食べれるのだろうか。

ところで、トルコ料理世界三大料理とよくいわれるが、これは、「世界各国に伝わるさまざまな料理の基礎となるもの」という意味合いで、アジア代表の中華、ヨーロッパ代表のフランス料理、そして、イスラーム圏代表のトルコ料理、ということらしいのだ。なるほどねぇ。いつも「トルコ料理ってそんなにメジャーでもないのになぜ三大料理なの?」なんて言われて返事に窮していたので、この説明でちょっとは"なるほど"感が出るかもしれない。