親子ジプシージャズデュオEsmerald'Jazzのギタリストは14歳

ジャンゴの曾孫Levis-Adelにやはり若手の有望株として注目されるSwan Berger。若いギタリストって、それ以外にもいるんですね。親子ジプシー・ジャズデュオ、Esperald'Jazzの、Antoine Boyer(アントワーヌ・ボワイエ)14歳で父親Sébastien Boyer(セバスチャン・ボワイエ)にリズムギターやらアコーディオンを任せ、主役を張っています。マヌーシュ・ジャズの古典(ってあるんですかね)だと思っている"Montagne Sainte-Geneviève"の演奏をそつなくこなしているアントワーヌ、演奏終了後の内気な微笑みが、いいね。

このデュオは、二人組という枠組みで演奏活動をするだけでなく、このボワイエ親子を基礎に友人など招き、トリオでもカルテットでも演奏活動をするそうな。
ニューアルバムを出したEsmerald'Jazzだが、私の目下の興味は、Francis-Alfred Moerman(フランシス-アルフレッド・モエルマン)へのオマージュを捧げたファーストアルバム+DVD "L'Univers Insolite de Francis Moerman"だ。このときのアントワーヌはまだ13歳…末恐ろしい。

4月には、"Jazz à toute heure"というジャズフェスにて、画家やダンサーとイベントをやるそうだ。このジャンルに新風を起こしそうな人たちとして、注目していようと思っている。