マヌーシュ・ジャズ期待の星、天才ギタリストSwan Berger才能のヒミツ

Mac Lesggyが司会を務めるフランスの音楽を主に放映する放送局M6の番組"E=M6"。10月9日に"Le secret du talent des petits prodiges"とのタイトルで、小さい頃から才能を発揮する子供のヒミツを探るという番組をやっていたらしい。
その「小さな天才」の一人として取り上げられていたのが、マヌーシュ・ジャズ・ギター界のチビッコ天才ギタリストでおなじみの、スワン・ベルジェールSwan Bergerだ。まだ14歳だが、すでにオランピアやサル・プレイエルでもライブ経験があるという凄腕ギタリストである。
スワンのギターは独学で学んだものらしいが、番組では、Philippe Kaczmarekという音楽教師の元にスワンを連れていき、彼の才能を探っていた。先生がピアノでフレーズを弾くと、すぐにギターでそれをリピートし、さらに自己流のアレンジを加えて演奏もしてしまうスワン。耳が良い、というのが先生の所感だ。(いやいや、聴かせているフレーズは、スワンにとっては朝飯前なんじゃないかしら)。
スワンはお父様もおじい様もミュージシャン…ということで、取材班は今度は遺伝学者のところへ取材に走り、説明を求める…。

まあ、遺伝の影響はなきにしもあらずというところか。何と言っても自分が天才だともとくに思わず、将来のミュージシャンとしての可能性についても冷静にみているスワンのその姿勢こそが天才の天才たるゆえんかも。