Le Piano Vacheで演奏するRodolphe Raffalli

その昔、Marie Claire Japonという雑誌があった。ファッションコンシャスな輩はもちろん、たぶんフランス語を勉強していたりフランス文化が好きな人はこぞって読んでいたと思う。実際、学校の先生もこの雑誌を高く評価していたし、とにかく内容が濃くて、私も愛読していた。
さて、最近片付けWeekの一環として、この雑誌の処分に着手すべくページをパラパラめくっていたところ、国際ジャーナリストの肩書を持つドラ・トーザンDora Tauzin さん行きつけのカルチエ・ラタンのバーということで、Le Piano Vacheが紹介されているのを発見した。おお、あの場所か。

その昔、ロドルフ・ラッファリ Rodolphe Raffalli観たさに赴いたら、夜中にブールー・フェレBoulou Ferreがやってきてセッションが始まり、大興奮したというあのお店だ。
パリでがっつり、マヌーシュ・スウィング
でもWebサイトをみたら、マヌーシュジャズの色がすっかり消えてしまって、ゴシックロックというジャンルに占拠されていた。宗旨替え? それとも今月たまたまゴシックロック月間にでもなったのか。もっとも、マヌーシュ・ジャズが聴けるお店は別にあるので、いいんだけれども、少し気になった。

ちなみに、あの動画サイトには、ル・ピアノ・ヴァッシュで演奏をするラッファリの映像がいくつかアップされている。とくに二番目の動画は、映像の捉え方にインパクトがあります。