Yorgui Loeffler門下生デュオ、 Le Chinois & Djanito

良い音楽に出逢う機会があるに違いないと多少の期待を込めてアルザス地方に行ったのに、マヌーシュ・ジャズを観ることができなかった私の夏。でも、もしかしたら、いや、あと2週間ほど旅の行程を後ろ倒しにしていたら、ジャズ、そしてマヌーシュ・ジャズを観られたかもしれない。
コルマールで17年もの間毎年行われているらしい、"Festival de Jazz de Colmar 2012"である。
Festival de Jazz de Colmar 2012 : programme, infos, prix, groupes de musique, artistes invités...
プログラムを観ればわかるように、ジェレミー・ペルトJeremy PeltにエリアレEric Alexander、ハロルド・メイバーンHarold Mabernなど、有名どころを招聘している。そんな出演者に交じって、マヌーシュ・ジャズらしきミュージシャンを発見した。アルザス枠での出演だろうか、Le Chinoisル・シノワズというギタリストだ。Robert Mérianというコルマール出身のクラリネット奏者が出演に一役買ったようなことが書いてある。
Le Chinoisは12歳でギターをはじめて、16歳でYorgui Loefflerヨルギ・ロフラーい出逢ってその薫陶を受けたとか。2008年5月より従兄弟のジャニート・フェリックスDjanito Felixと組んで Djanito & Chinoisというデュオで活動しているらしい。

師匠ヨルギとの演奏風景も発見した。

歌も歌えるギタリスト。生演奏を観る機会はまだレアかもしれないが、せめてもう少しクオリティの高い映像が観れるようになるといいな。