ストーケロ・ローゼンバーグStochelo Rosenbergは非常にまめな性格らしく、普段からフェースブックの更新頻度が著しい。最近日本に上陸したらしく、日本における色々な風景がアップされている。なんだか、勝手に身近に感じてしまい、嬉しい限りだ。彼に興味のある方にはぜひおすすめしたい。
招へい元も、動画をアップしている。皆さんに日本のお目にかかれるのを楽しみにしています、と語るストーケロ。
でも、実は同じく今回来日していて、さきの動画後半でもちょっぴり挨拶をしているバイオリニスト、ティム・クリップハウスTim Kliphuisも要注目だ。ストーケロと同じオランダ出身で、共演歴も多数である。
私は、ベルギーのギタリスト、ファピ・ラフェルタンFapy Lafertinとのアルバム"Fleur d'ennui"がきっかけでティムのことを知った。でも実際の彼は、とくにジプシージャズに限らずクラシックやケルト音楽の世界でもご活躍らしい。たしかにこちらの動画では、オランダ室内管弦楽団Nederlands Kamerorkestとクラシックやケルト音楽、そしてジャズに挑戦している。ティムの才能を堪能できる、好映像だ。
マヌーシュ・ジャズの世界では言わずと知れた名ギタリストとこの多才なヴァイオリニストのコンサートが、ジャンゴ&グラッペリの再来なるか、とても楽しみだ。ちなみに、2月24日には静岡でライブをしたらしい。東京でのライブは2月27日と3月1日だ。どちらかに行ければいいな、と思っている。