Joao Donatoとその息子がだしたファンキーなアルバム"Sintetizamor"

ジョアン・ドナートJoao Donatoのことは、だいぶ昔に小野リサさんのアルバム"Saudade"で知って、以来好きだった。とくにピアノトリオのアルバムは愛聴していた。一度、Blue Note Tokyoスペシャルゲストとしてドナートが演奏したときは、その大きさに驚いたものの、お茶目なキャラクターに感動したっけ…。

あれからウン10年が経過し、気が付けばジョアン・ドナートJoao Donatoの息子、ドナチーニョDonatinhoはシンセサイザー奏者として活躍しており、本国では今年6月に"Sintetizamor"(シンテチザモール)というアルバムを出したようだ。Rogêなんかも作曲に参加しているみたい。視聴してみると、ドナートの往年の名曲も、ドナチーニョの新曲も、宇宙っぽくアレンジされたサウンドでかっこいい。

生演奏はどんな感じなんだろう…と動画を探したら、さっそく発見。でも、ちょっとドナートの無表情っぷりに驚いた。歌はもともとそんなに歌唱力がたっているタイプでもないので、まあこんなものだろうと思うが…もしかして病気にでもなって回復途中なのかしら。

ジャケットはこんなに笑顔なだけに少し心配なのだが…御歳をみたら、もう83歳か、仕方ないのかな。これからも素晴らしい作品を出し続けてほしいなぁ。
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