[大阪・京都2021-2022]あこがれの「みんぱく」へGo!!! その2  音楽コーナーが楽しい

先日、あこがれのみんぱくに行ったところ、楽しすぎてとてもじゃないが全部をみることができず、閉館時間になってしぶしぶこの地を後にした私のメモをこちらに残しておきたい。みんぱくは音楽コーナーも大変充実しており、このコーナーをみながら色々な音楽を試聴するだけで1日過ごせるんじゃないかと思った。こちら、ランダムに気になったものをあげておきたい。

1. 太鼓コーナー

浅草、田原町の宮本卯之助商店にも太鼓博物館があるが、もちろんこちらのみんぱくにも世界中の太鼓が集まっている。「日本の大太鼓」というコーナーがあり、ここで鉄砲光三郎という人のことを知った。河内音頭ってこの人がきっかけで全国区になったんだ! 私は、フロムエーのCMの河内家 菊水丸によって「河内音頭」の存在を知ったが、実はこの方も、デビュー前は鉄砲光三郎の親戚である鉄砲博三郎門下の「生駒一」から河内音頭口説きを学んだらしい。鉄砲一族の影響力すごいな。
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ついでに最近の菊水丸さんの姿も動画サイトで見つけた。この方は、1984年に新聞をもとに自分の意見などを音頭に折り込む「新聞詠み」という一流派を復活された人、ということであった。いい声しているなぁ。
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2. ギターコーナー


ギターコーナーは、ジャンルの紹介とともにさまざまなギターが展示されている。日本のフォークギターやその他大きなムーブメントはもちろん紹介されているし、海外のギター事情に目を向けてみれば大好きなボサノヴァやジプシージャズ(マヌーシュ・ジャズ)も紹介されており、きちんとその記録があることだけで感動した。

一方で、映画「歌追い人Songcatcher」を観て興味は持ったものの、色々と謎が多いアパラチアの音楽のコーナーもあった。

どのバンドが代表的なのかも定かではなかったが、あとで調べてみたら、1920年代にカントリー音楽の発展に特に大きな影響を与えたのが、みんぱくにも展示されていたカーター・ファミリー(The Carter Family)とジミー・ロジャース(Jimmie Rodgers ) らしいのだ。この2バンドがレコーディングを行ったことから、テネシー州ブリストルは「カントリー音楽発祥の地」と呼ばれているとか。詳細はこちらをどうぞ。
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3.ヴィクトル・ツオィ、そして海外で人気を博す韓国系歌手たちの話

ヴィクトル・ツオィは、父親が高麗人、(よく韓国歴史ドラマで百済ペクチェのライバルとして高麗コリョが出てくることを思い出す)母親がウクライナ人で、ロシア生まれのロックボーカリスト。早くして事故死したそうだが今でもロシア語圏で人気だとか。知らなかった....検索したところ、記事を見つけたが、まさか銅像まであるなんて。
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音楽はこんな感じであった。
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今まで興味もないどころか名前も存在も知らなかった人に興味を持たせるとは、みんぱく、なんという恐ろしい場所なのだ。
まだまだ記録しておきたいことは色々あるが、一旦ここでおしまい。

その1についてはこちらからどうぞ!
asquita.hatenablog.jp