日本橋にて初のジャズイベント、NIHONBASHI PUBLIC JAZZ 2023に行ってきた。出演者リストで名前を知っていたのは、サックスの馬場智章氏（映画「Blue Giant」でサックス演奏をしていた）とTOKUさんくらいなのだが、TOKU with friendsの中にGiovanni Mirabassiが参加しているとなれば、観に行くでしょう。しかも無料ってどういうこと！
正面でがっつり撮影していた方が早速動画をアップしていたので、興味のある方はこちらからどうぞ。
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ベースのシンサカイノ氏とドラムスの山崎隼氏は、今日24日もそれぞれのバンドで出演していたようなので、人気の方なのだろう。覚えておこう。
セットリスト
1. She (Charles Aznavour)
2. Love Is Calling You
3. I Think I Love You
4. Body and Soul
5. Fly me to the moon
6. Kiss of Life (Sade)
7. （アンコール）My Foolish Heart (Bill Evans)
２ステージ前に出演していたバンドのリーダー、トランペットの寺久保伶矢氏をゲストに迎えてFly me to the moonで共演しちゃうところは、いかにもTOKUさんらしいなぁと微笑ましく見ていた。観客の巻き込み方も本当に上手いなぁ、TOKUさんは。セットリストのうち2-3は、Tokuのアルバム"Toku in Paris"からの曲なのだが、かっこいい曲だった。Love is Calling Youは、Mirabassiが（フェンダーローズではなく）ピアノの演奏でTSF JazzのDeli Expressでも演奏しているのか。これもまたかっこいいのでぜひみていただきたい。やはりMirabassiは、ピアノで聴きたいなぁというのが本音...
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このステージ、アンコールの拍手が鳴り止まず、司会の方が申し訳なさそうに会場の都合でアンコールが難しいと伝えていたところに、なんと会場からOKが出たとかで、My Foolish Heartを聴くことができた。気温もそんなに寒くはなく、最高の経験となった。
ぜひこういうイベントは来年も続けて欲しいとは思うが、今回すごく残念だったのが、ステージ前にある席数がやたら少なかった上に、ほとんどの観客が座りっぱなしで動いてくれなかったので、場所の確保が難しかった。また、テーブルはやたらあるのに楽しめる飲食がほぼ皆無に等しく、周辺で売っているものでライブ聴きながら気軽に楽しめるのは1,000円のグラスワインとコーヒーくらい...もう少し売っているもののバリエーションがあれば、出店している方もその甲斐があったのでは。ただ、出演者のセレクションには好感度が持てた。それこそ、「Blue Giant」お話に出てくるような、若手ジャズミュージシャンが巣立って行くような、そんなフェスになって来年以降も続きますように！
