ホテルは元町港からの徒歩圏内にしておいたため、チェックイン後は港の散策へ向かう。ガイドブックには「大島観光の中心」なんて書いてあるが、この日は元町港が閉鎖されていたので、周辺は閑散としていた。ただ、味のある民宿などがひしめいており、それなりに楽しく散策はできる。
元町港の東海汽船の待合所はかなりこぎれいな感じだ。2Fには軽食店があるも、すべて休業していた。仕方ないので、「スーパーあんこ娘」を冷やかし、夕日が沈むのを眺める。
その後、てくてくと長根浜公園へ向かった。公園内には、元町浜の湯という混浴温泉場があった。夏じゃなくても、大島観光には水着が必要というわけだ。次回は必ず！
公園内には、謎のゴジラの銅像が建っていたり、
だれが食べたんだか、魚の骨が落ちていたりしていたが、
基本的には何もない。サイクリングロードが一本、続いているのみ。
波打つ音に耳を澄ませて、美容にいいんじゃないかと期待をしながら潮風を顔面に受け、沈む夕日をぼーっと眺める。
何もなくていいや。この風景こそが、最高のぜいたくなのだ。私にとってはね。
