気がついたら、離島に行くたびに自転車に乗っている気がする。はじめは伊豆大島...と思ったが、記録をみると一周はしていないようだ。半日自転車に乗りまくった、というだけか。
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はじめてきちんと自転車で島一周をしたのは「利尻島」かな。これは本当に大変だった分、達成感がすごかった。
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利尻島をきっかけに自信ができて、次に自転車を使ったのが「竹富島」。星野リゾートの敷地内で方向感覚がわからなくなったり、行ってはいけない御嶽のエリアに迷い込んでしまったり、白砂にタイヤを取られてすべったりと色々あったが、こちらも楽しくサイクリングができた。
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今回の志賀島は、一周約9.5 kmとのこと。利尻島の53kmを考えれば余裕でしょう。渡船場から志賀海神社に向かう途中にある「シカシマサイクル」にて自転車を借りることにした。このレンタルサイクル屋さんは、ちょっとした雑貨やカフェも併設しており、軽食も食べられるので、ゆっくり過ごす場所としてもおすすめだ。貸していただける自転車がビアンキっていうのがまた気分が良い。
shikashima-cycle.fun
せっかく参道にいるので、自転車を駐車場に停めてまず向かったのは「志賀海神社」。ここは海神の総本宮とか龍の都とも言われており、海の守り神とのこと。
志賀海神社|志賀海神社について
御汐井(清め砂)をまいてから鳥居をくぐる。天気が良ければ海が綺麗に見えてほっとできる場所だった。
そのまま「潮見公園」に行ったのだが、なかなかの坂...つらい。途中自転車をひいて公園に行き、展望台の眺めを楽しんだ。その後は勝馬というエリアまでほぼ下り坂だ。「休暇村志賀島」という宿泊施設や玄界灘の眺め、「志賀島資料館」などを楽しむことができる。
その後は「元寇の供養塔」や「蒙古塚」の横を走る。福岡に来ると、元寇関連の遺跡をよく目にするので、急に元寇が身近になるのが不思議だ。
ハイライトは「金印公園」。金印は国宝であり、1784年に発見されたのだが、この発見された場所が「金印公園」になっている。海の見える高台の公園なので、休憩がてらぼーっとするのにぴったりの場所だった。
一周だいたい2時間程度。余力があれば、そのまま志賀島橋をわたって西戸崎の方まで行くことも勧めていただいたが、なんとなく島を一周するだけで満足してしまった。
今回の旅で知ったのだが、志賀島は万葉集に多く登場しており、全部で23首の歌があるらしい。それを記念して、島には10の万葉歌碑がある。サイクリングがてらこれらのを制覇するのもいい過ごし方だと思った。