アルゼンチンでも、ジャンゴ好きがいる、ということを知る。今年5月9日に行われた、第4回アルヘンティーナ・ジャンゴ・ジャズ国際フェスティバルの映像を見つけた。
La Scala de CaserosLa Scala de Caserosという音楽学校を会場に行われているだけあって、ステージも観客も地味だけれども、十分楽しめる映像だ。
Django Trio
Osvaldo Gallo (bajo)
Ricardo Pellican (guitarra)
Pablo Farsa (guitarra)
このDjango Trioのリーダーであり、映像の一番手前にいるRicardo Pellican氏Ricardo Pellican - Guitarrista Argentinoが、南米におけるマヌーシュ・ジャズというかジプシースウィングのキーパーソンであり、毎年5月に行われるこのフェスの立役者でもあるらしい。その作曲の才能は、ドイツの雑誌"Hot Club News"でも絶賛されているとか。息子さんはベーシストAndrés Pellicanで、一緒に活動しているらしいが、このトリオでは違う人が演奏しているのかな。
最後は、出演者全員でジャムセッション。Minor Swingの映像もあった。ヨーロッパ系のフェスに出ているミュージシャンは見当たらないが、南米にもこの音楽を愛する人がいるんだなぁということを実感したのであった。
