セルゲイ・レートフSergey Letov 週間 in 東京(12/6-11)


セルゲイ・レートフSergey Letovは、1956年に旧ソ連で生まれ。管楽器をマルチに吹きこなし、作曲もするという音楽家だ。1980年代にモスクワを地盤に音楽活動を本格化し、即興音楽を主体にして、前衛的な表現を続けてきた。ジャズはもちろん、現代音楽やロック、パンク、そして文学や演劇、映画、絵画など、幅広い前衛芸術との交流を続けてきた人とのことで、「セルゲイ・レートフのトーク、演奏に接することはソ連・ロシアのアヴァンギャルド・アートにじかに触れることであると言っても過言ではない」とのこと。
今回、新潟大学における公開研究会「ソ連非公式芸術とジャズ文化」(12月3日)を始めとする学術研究会・講演等を目的に、セルゲイ・レートフ氏が来日するそうだ。元「ジャズ批評」の編集長であり、今は自らJAZZ BRAT(東欧〜スラヴ音楽リサーチ・センター会報)を発行するなど、東欧・ロシアジャズに並々ならぬ情熱を注ぐ岡島豊樹氏からご紹介いただいた。
都内では、講演会のみならず、荻窪ベルベットサン(12/6)、西荻窪音や金時(12/7)、渋谷Bar Isshee(12/8)、入谷・鴬谷・浅草なってるハウス(12/9)等でライブブをしたり、12月10日には渋谷のアップリンクで、そして12月11日には吉祥寺のサウンドカフェ・ズミにおいてトークショー+ライブも予定されているらしい。
詳しくはmusicircusのWebサイトでどうぞ。
セルゲイ・レートフ週間 in 東京(2011.12.6〜11)