宮古島3 days - 魚宮では、ヤシガニ初体験!

ヤシガニとは、陸上暮らしをする巨大ヤドカリで、日本では沖縄や八重山諸島に生息しているらしい。宮古島ではこのヤシガニを食する文化があるそうで、さっそく試してみる機会を得た。パイナガマビーチの向かいあたりのエリアにある、ちょっと古びた大きな建物にあるレストラン、魚宮にやってきた。


お刺身の盛り合わせやら海ブドウ、もずくやらを注文してこれも十分美味しかったが、メインはヤシガニだ。どーん!

けっして食べやすいものではないが、お店ではきちんと殻をくだいてくれているので、身をとりやすい状態になっている。みその部分、美味しかったなぁ。お酒のアテにもちょうどよい。お店に豊見親という宮古島限定の泡盛があったので飲んでみたらこれがまた美味しかった。
泡盛百科 - 豊見親

空港にもちゃーんと売っておりました。

マダム・イン・ニューヨーク

2012年、インド、ガウリ・シンデー監督、English Vinglish

年末にとてもいい映画を観た。
シャシはお料理上手な主婦で、「ラドゥ」という伝統菓子を宅配販売している。しかし夫サティシュは忙しくシャシに構ってくれないし、シャシの美味しい料理も当たり前のものとして尊重してくれない。娘も英語のできないシャシをバカにする言動を多々行う。そんなある日、NYに住む姪っ子が結婚することに。シャシは1人で結婚式の準備を手伝うべく、NYに旅立つのだった。

はじめは自信もなくオドオドしているシャシ。サンドウィッチも満足に買えず、とうとう街中で泣き出してしまう。そんな時にバスでみた、「4週間で英語が話せるようになる学校」の広告。シャシは勇気を出してそのコースに通うことにしたのだった。そこでのクラスメートが素晴らしくて、どんどん仲もよくなっていく。互いに助け合いながら、シャシはどんどん自分の誇りを取り戻していくのだった…。
最後、シャシがスピーチする内容がとてもよくて、ほろっとくる。シャシがどんどん自信に満ちてきて、それでもおごることはけっしてないその姿勢が、彼女の美しさをさらに美しく見せてくれる。救いのある映画なのがうれしい。

主役のシャシを演じるシュリディヴィSridevi は、1964年生まれ、結婚とともにきっぱりと女優業を辞めたというインドの大女優らしい。本映画の撮影当時がすでに50歳近かったということか! 瞳の大きさと、その瞳で悲しみも喜びもわかるその表現力に感動した。
若かりし頃も素敵だが今もとても素敵だ。いい年の取り方、いい再デビューをしたと思う。

インド映画の美人といえばアシュワリヤ・ライAishwarya Rai だと思っていたが、まだまだすごい大御所女優がたくさんいるんだろうな…。

Snoopyの飼い主が主役のクリスマス古典作品"A Charlie Brown Christmas"。そうだ、これはジャズではないか。

「クリスマスっていったいなんなの?」と考えさせられる古典アニメ、"A Charlie Brown Christmas"。原作は65年とのことだが、Peanutsが好きすぎて谷川俊太郎さんが訳した単行本をたくさん有していた私がこの映画を知ったのはここ数年のこと。全編にわたってピアノトリオ中心のジャズが使われているものの、たまたまおしゃれなつくりだというだけでそれ以上のことは調べようとも思っていなかった。ただ、なんとなくしっとりと静かにクリスマスを過ごしたい時にこの映画がみたいと思うくらい。

今年のクリスマス、ネットのラジオ番組からふと流れてきたのは、David Benoitの"Christmas Time is Here."という曲だった。

これをきいて、すぐにピンときた。あのスヌーピーの飼い主、チャーリー・ブラウンが活躍するのクリスマス映画に出てきた曲だ! そういえば、アレンジは初めてきいたけれど、そうか、もしやあの映画のサントラは、全編同じ人が手掛けているのか!?
調べてみてわかったのが、Vince Guaraldiヴィンス・ガラルディというピアニスト兼作曲家の存在だ。サンフランシスコ出身で、作曲家としてはグラミー賞受賞経験もあるようなこの方は、チャールズ・シュルツCharles SchulzのPeanutsシリーズ(つまりはスヌーピーとその仲間たち)のTV作品に曲を付けるご縁に恵まれた。そのきっかけは、ピーナッツ特番の担当プロデューサーがたまたまタクシーのラジオでガラルディのトリオ作品をみににしたことだとか。このプロデューサーはすぐに 地元紙であるSan Francisco Chronicleのジャズコラムニストに連絡をとってガラルディを紹介してもらい、ガラルディはその後、テレビアニメ17作品の曲を担当するとともに、映画のサントラも手掛けたとか。ちなにみDavid Benoitは、Vince亡き後にピーナッツの音楽を担当したそう。

シュローダーが大活躍する曲、Lynus and Lucyもかなりキャッチーなうえにこの個性豊かな出演者たちのダンスもあって話題性が高いのだが…。

やはり私の中では"Christmas Time is Here,"の合唱バージョンが一番なのだ。

David Benoitもコーラス版をリリースしている模様。

Christmas time is here/We'll be drawing near/Oh, that we could always see/Such spirit through the year
Oh, that we could always see/Such spirit through the year

ほんと、こんな安らかな気持ちでいられる素敵な日が1年中続けばいいのにね。そんな歌詞がやさしい唄声で耳に入ってくると、それだけで涙が出てきてしまう。

”Carpool Karaoke”でクリスマス!!

ジェームス・コーデンJames CordenのCarpool Karaokeカープール・カラオケ)が好きで、よくみている。いや、もはやJamesの歌唱力や企画力にほれてしまい、今や色々な番組をみるようになっている今日この頃。


この番組では毎年Carpool Karaokeでクリスマスソングを提供してくれる。今年は、イケイケの'Santa Claus Is Comin' To Town' が楽しめる。

去年は、'All I Want for Christmas' だった。あいにく、マライアがこの番組に出た時の歌唱力はイマイチなのだけれども、Adeleやら Lady Gagaエルトン・ジョンレッチリまで歌ってくれている!


2015年は、こちらもクラシックな"Joy to the World"をノリノリで歌っている。 この年は、One DirectionにStevie Wonder,、Rod StewartやJustin Bieberも出演している!

Happy Merry Christmas to All!!!!

おすすめのCarpool Karaokeも楽しいです。

泡盛のーんで盛り"泡"ろう! 「盛り泡ろう!」の泡盛プロモーションダンスに夢中。

行きの飛行機でPVをみてぞっこんになったのが、この「盛り泡ろう!」という曲だ。石垣島出身の従兄弟・兄弟で結成されたユニット「きいやま商店」による、県内46の泡盛酒造所を紹介したという曲だ。これに、キャッチーな振り付けをつけた映像を道中何度か見かけることになった。

きっと地元の素人さんをダンサーに採用しているのでしょうが、なかなか素敵な試みだと思う。カチャーシーっぽい振付はみんな妙に上手だなぁと思った。うんうん、こんなふうに楽しく泡盛で盛り上がれたらシアワセだと思う。

ちなみに、覚えてほしい出来事を羅列する…という意味で、この曲も思い出してしまった。Billy Joel の"We Didn't Start the Fire"だ。米国あるいはそれをとりまく世界の歴史にかかわる単語が羅列されている。

宮古島3 days - 野咲家でヤギ肉を堪能。


こちらのエリアに来たら、一度はヤギを食べたかった。というわけで、このお店にやってきた。メニューをみると、ヤギ汁のほかにイカ墨料理なども出すんだな。随分と珍しいと思う。
でも、これは二次会であり、もうすでに満腹。ヤギ刺身だけが食べたかった。さっそく注文。これがそのヤギ刺し。


「合成酢」というのが出てきて、ちょっとその刺激的なニオイにびっくりした。私はポン酢で食べた。皮目の方はちょっと臭みも感じたけれども、歯ごたえがよくおいしかった。


ちなみに前回のヤギ体験はこちら。そっか、前に食べた時はフーチバ(ヨモギ)はついていなかったみたい。
asquita.hatenablog.jp

勢いでヤギ汁もいこうとしたが、満腹すぎてちょっとこれ以上入る余地がなかったのであきらめた。代わりにステーキを注文したが、これまた美味しかった。バターとガーリックがきいた、罪深い味わい。


このお店、地元の方は宮古そばやステーキを食べたり、出前のオーダーも絶えず入っていて、地元の方に愛されていることがよくわかった。

AFURI 六本木ヒルズ店で普通の醤油ラーメンを。

たまたまこのお店の前を通りかがった時に空腹だったのと、時間がハンパでやたらすいていたので、入ってみた。チャーシューが炙られているからAFURIなのかと思ったが、阿夫利山の天然水でじっくりと炊き上げたスープが特徴だからAFURIみたい。


外国の方が多い土地柄だからか、それともオリンピック間近だからか。英語メニューが充実しているのもさることながら、炙りチャーシューを鶏チャーシューに変更できるところがさすがだなあ、と思った。こんな説明書きがあってすごくクリアだったけれども同時に「真空調理って英語でSous Videっていうんだ」ということを知った。英語の中に堂々とかなり大きなフォントで明らかにフランス語由来の言葉が混ざっているので、かなり混乱して理解するのの時間がかかった。


玉子はもう少しとろっとしていてほしいが、半分に切るなら仕方がないかな。実はラーメンに入っている水菜ってそんなにいいとは思えないのだけれど、そんなことを差し引いても美味しくいただいた。