Alone in India (Delhi & Agra) 6 days - デリー国際空港から市内までの移動手段

ひょんなことから、インドのデリー行きをきめた。ちょっと前にこんなポストをしたところで、気が付いた人もいるかもしれない。(ってそもそもこれを継続的に読んでいる人はいないか)。
asquita.hatenablog.jp

インドに関する私の知識は、バックパーカー作家さんの紀行本、しかも20年くらい前のものばかりである。下川裕治さんのバックパッカー紀行、蔵前仁一さんの「ゴーゴーインド」、そして沢木耕太郎の「深夜特急」…。そして、数年前にインドに出張するかもしれない状況のなか、上司に言われた「空港から宿泊先ホテルまでは必ず手配しなければならない」という言葉・・・。一人で行くには重すぎるイメージばかりだ。
ところが、ホテルからの車手配は60USDほどというし(ちょっと高すぎないか)、TripAdvisorか何かでみた旅行代理店のお値段も50USDほど、そして日本語が通じる有名旅行代理店は1,500円と手ごろだけれども「事前振り込み必須」というようなことを言われる(それはちょっと面倒だ)。
というわけで、迷った挙句旅の前日になってしまい、こうなりゃヤケクソだ、現地対応してやろうということで、デリー国際空港までやってきた。そのためにわざわざJALの直行便で、日がまだあるうちに到着する便を手配したのだ。もしどうにもならないとわかってから、ホテルの車手配を頼んでも遅くはないだろう。

空港はとても広くモダンなつくりとなっている。その割にArrivalにWiFiはないけど。ただ、一度外に出てしまうと、人が多くてやたら心細い気分になる。16番の柱のあたりを出ると、さっそく"Government Authorized TAXI"という文字がデカデカと書かれたタクシーブースが目に入った。 政府公認なら問題ないか。MERUのアプリは入っていないけど、大丈夫かな。試しに入り口でホテル名を告げると、敗者番号が書かれた紙切れを渡されて、あちらにいくよう指示される…ってあれ? これは…いくらアプリでトラックできたとしても、そもそも今私の携帯にアプリ入っていないし、プリペイドじゃないのはちょっと嫌だな、もめそうだ…。

というわけで、急用を思い出した感じで予約を破棄し、次は元々狙っていた"Pre-paid Taxi"のブースを発見。ところが今度はこのブースが小汚くて、なんだか不安な気持ちが…!

こうなればUBERに頼ろう。別の国では何度も使ったことあるし。はじめは「アサインできる車がない」との表示だったが、すぐにたくさんの車をお願いできる状況になった。

唯一困ったのは、待ち合わせ。"Arrival Floor Pillar 16"を指定してあったのに、アプリ上では「到着した」とあるのに、それらしきドライバーのまったく姿が見えない。電話しても先方が英語を話さないから意思疎通ができない。困っていたところで、運転手さんが周辺にいた英語話者の女性に声をかけてくれて、無事コミュニケーションができた。16番の柱から2本先の通り沿いに車を発見。460INR (だいたい800円くらい?)で無事にホテルに到着したのだった。

インド、注意を払うに越したことはないが、日があるうちなら恐れることはない!

Malaysia Islands 5 days - 旅の〆はKLペトロナスタワーを堪能。

ペナンとランカウイでギリギリまで過ごすことも考えたのだが、翌日乗り継ぎが悪かったり、アクシデントがあったりする可能性も考慮して、クアラランプールに前日入りすることにした。

目的は、ペトロナスツインタワー。88F建て、高さ452mで、建設された当時は世界一の高さを誇ったという。とにかくこれが美しくみる価値がある、というので、あらかじめペトロナスツインタワー徒歩圏内にあるホテルに宿を確保した。

★ビューポイント1:KLCC公園
夜22時までの間、30分おきに噴水ショーが行われており、その噴水とともにペトロナスタワーを拝むことができる。音楽付きのショーもあれば、ただライトアップされた噴水が噴き出るタイプのショーもあり。
なんだかとっても不思議な光景です。

★ビューポイント2: Trader's hotelのSky Bar
ペトロナスツインタワーからKLCC公園を挟んだところにある、有名なホテル。月曜日の晩に行ったところ、予約なしでも入ることができた。
真ん中に大きなプールがどんとあり、その周りにバースペースがある。
窓際は予約席が多いので、人がいないことが多い。写真はそこで撮影すればよい。音楽が大音量でかかり続けているので、落ち着いてタワーを眺めたい人にはKLCC公園の方がいいかもしれない。

タワーふもとからの眺めも圧巻だ。


どこからみるにせよ、宇宙船のような非常に奇妙な建造物だった。デザインは、シーザ・ペリーCésar Pelliというアルゼンチン出身米国人によるものだという。日本にもペリーによる建築物がたくさんあるみたいなので、今度意識してみてみようかな。

「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」

I, Tonya / 2017年 / クレイグ・ガレスピー監督 / 米

トーニャ・ハーディングは、米国人として初めて、トリプルアクセルを決めた女子選手として名高い。(日本では伊藤みどりがすでにいたから、その点はあまり知られていなかったとはおもうが)。
1994年、リレハンメルオリンピックの出場者を決める全米フィギュアスケート選手権において、フィギュアスケーターナンシー・ケリガンが何者かに襲撃された。これにかかわったとして、トーニャ・ハーディングの悪名が一気に広がった。
なぜ彼女はこのような事件を起こしたのか。この映画は、彼女の生い立ちを通じて、その謎に迫っていく。

この映画は、いわゆるホワイト・トラッシュ (White Trash) と呼ばれている白人低所得者層の問題を理解するのによいというのをどこかで知り、ふと観たくなった。
トーニャ・ハーディング役を演じるマーゴット・ロビーMargot Robbieと、その母親ラヴォナ(いわゆる毒親よりもさらにひどい)を演じるアリソン・ジャーニーAllison Janneyの演技がとにかくリアルで、度肝を抜かれた。冒頭部分が登場人物の独白のようなつくりになっているのだが、思わず信じそうになってしまった。

彼女の犯罪は重たいし、真相は誰にもわからない。この映画の登場人物による独白も、矛盾がたくさんある。フィクションとはいえ、一部は実際に犯罪に携わった人への取材映像をもとにしているというが、それにしても犯罪を起こした人も考えがなさすぎる。トーニャだけでなく元夫も母親も言葉遣いは悪く暴力的で…。選手としてそれなりの記録を出した彼女に、それなりの人間らしいアドバイス、潔い戦い方を諭す人はいなかったのだろうか…。

ちなみに、"White Trash"について、Nancy Isenbergが著した興味深い本がある。このブログに非常にわかりやすく整理してあるので、見直してみようと思う。
kaseinoji.hatenablog.com

"Freaky Ali"。インド人ゴルファー、アリの成功物語。

Sohail Khan監督、2016年、インド

主人公のアリAliは、貧しい暮らしをしている。ギャングとつるんだり、非合法な仕事(どうやら下着工場の運営)などをしてどうにか暮らしている。が、親がアレンジした結婚も当日途中でキャンセルになるなど、なんとなくついていない日々だ。ある日、ひょんなことからゴルフ場にてゴルフ下手のお客さんにけしかけられてクラブを振ってみたら、うまくボールを打つことができた。これを目にした叔父が、アリをプロゴルファーにすべく色々と奔走する、というお話。
せっかく勝ち進んでも、そこに色々なトラップがあり、ギャングからの横やりや妨害なんかもあって、最後まで目を離せない。アリが努力を重ねてどんどん強くなっていき、そのことが貧しい地元の子供たちに希望をもたらしているというのがよくわかる。

インドのゴルファーといえば、ビジェイ・シンVijay Singhを思い出すくらいか。(しかもビジェイはインド系というだけで出身はフィジーだ)。それくらいゴルフと縁のなさそうな国のゴルフ映画ということで、実話に基づくのかなぁ、と思いながら見入ってしまった。あとでWikiみたら、アメリカのコメディ"Happy Gilmore"を題材にしたときいて、驚いた。なーんだ、映画に出てくる鼻持ちならないチャンピオン、ヴィクラムは、誰をモチーフにしているんだろう、とか色々考えてしまったではないか!

「楠井五月&ウラジミール・シャフラノフ」のアルバムがあるなんて!

ウラジミール・シャフラノフVladimir Shafranovは、澤野工房から出た「White Nights」を偶然試聴していたく気に入り、一時は来日するたびに足を運んだものだった。あれから10年以上、いや15年は経過しただろうか。

ある日買い物をしていたら、BGMに"Afternoon in Paris"が流れていた。あ、この曲は元々好きだけれども、このアレンジいいな。誰のだろう…と思って検索してみたら、検索画面に出てきたのがこちら。

そして、知ったのだ。昨年、シャフラノフが楠井五月とデュオアルバムをリリースしたということを。

楠井五月氏は、 "Django Rhythm"というマヌーシュ・ジャズユニットでの活躍や、TOKUさんのライブで何度か見かけたことがあって注目していた若手ベーシストだったのだが、まさかのシャフラノフと共演しているとは。そしてこのアルバム、ピアノとベースのデュオなのだが、ベースがいい存在感を出している。いいスウィングをしている。

いいアルバムに出逢ったなぁ。

インドビザ取得方法は、これで完璧! 【2018年7月1日現在】


インドに行こうかな、と思い立った。昔どこかで「日本人はアライバルビザがあるから、現地でビザを取得すれば大丈夫」という記事を読んだことがあったので、アライバルビザを取る気満々だった。でも、どうやらアライバルビザ制度がなくなったとの情報を得たので、慌てて申請することにした。ウェブサイトをみると、ツーリストビザに必要書類はこんな感じになっていた。
1.ビザ申請フォーム
2. フライト詳細情報
3.インドにおけるホテル予約情報もしくは友人からの招待状(当該人物からのパスポート情報を含む)
4.Financial Status証明書(預金残高のコピーとか?)
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/downloads/Visadocuments.pdf

この「3」がどうしてもネックだった。ホテルは友達の出張先に居候するはずだったので、証明はとれないし、現地に友はいないので招待状もない。迷ったところで見つけたのがこのブログだ。
yukinkoblog.com

そのブログによれば、必要なものは以下のとおり、だという。

・インドビザ申請用紙(写真を貼り2箇所にサイン済み)
・パスポート(残存期間が6ヶ月以上、2ページ以上の空白があるもの)
・航空券のeチケット(インド入出国分)
・過去にインドビザを取得している場合はそのコピー
・ビザ申請料(1,550円)

というわけで、ここは強気にホテル予約証明を持たずに申請をしてみたが、無事完了した。
九段下のインド大使館は、現在、ビザ申請用の「自動受付機」(受付の順番を示す番号を発行してくれる機械)が故障中なので、行ったらまずは若い番号の札を取ることから始めよう。あと、ビザ申請料金はおつりのないように用意すべき。私は、「おつりがない」と言われてしまったので、一度外に出てコンビニで両替してから、再度受付をしてもらった。

ちなみに、ビザの申請書には写真を貼ったものの、実際にビザで使われたのは、オンライン申請時にアップロードしたjpgであった…というわけで写真を気にする人は、アップロード写真をいいものにしたほうがいいと思った。
ともあれ、無事に取得できてよかった…!

セルフでたこ焼きづくりが楽しめる! 「銀だこ鉄板道場」@赤坂見附

最近、都心では銀だこのスタンディングバーが目立つが、実は自分でたこ焼きがやける道場があると知って、仲間内と出かけてみた。目的はたこ焼きなので、「2時間飲み放題付き】銀だこ食べ放題コース全7品」をオーダー。税込みで3,000円ちょっとだったかな。オトクなコースだ。興奮しちゃってあまりまめに写真を撮影していないのだが…。枝豆をつまみつつ、まずは記事をたこ焼き用の鉄板に流し込んで、タコを含む具をひとつひとつ入れていく。

(その過程は夢中すぎて写真とか撮影していないのだけれども)
まあ結果、銀だこらしい大きくてまわりはカラっと、中はとろっとした素晴らしいたこ焼きができたわけだ。銀だこで出されるような、竹製の舟に盛り付けてできあがり。テンションあがります。達成感ハンパないし、作れば作るほど上手になるのが、また嬉しい。

2時間で6舟分のたこ焼きづくりを楽しんだのだが、トッピングとして一番気に入ったのは、「もちとチーズ」かな。お餅がちょうどいい具合に中で膨らんでくれるため、たこ焼きがいい形になってくれる。これはまた行きたいな。

コースを最大限に楽しむコツは、駆け付けでセルフたこ焼きセットをオーダーすることか。で、豚キムチとか焼きそばは一番最後にとっておくこと。2時間はあっという間なので思いっきりたこ焼きづくりに集中すべき。会話を楽しみたいグループにはオススメしない。

素晴らしい体験談はこちらの記事がいい。
ascii.jp