煮干しそば虎愼。上品な煮干しスープが好き。

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前回の訪問からだいたい1年。変な時間にここの前を通りがかり、無性に食べたくなった。

 

敢えて味玉入りを避けて、シンプルに煮干しラーメン。来た瞬間は、予想外の寂しい見た目に後悔したけれど、麺のかたさも、チャーシューの厚みやお味もなんだかよくて、ペロリと平らげた。食べ切るまでスープも熱々のままなので、寒い日はなおうれしい。ごちそうさま。

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コトリの湯@松代(長野)でダラダラと週末を過ごす。

休日の過ごし方として友達から提案があり、長野は松代にあるコトリの湯に連れてきてもらった。

まずはお風呂でくつろぎ、ランチを食べたら、秘密基地みたいな部屋でダラダラしながら読書が楽しめる。パソコンがあれば仕事だってなんだってできる。
車がないと厳しそうだけれども、ここはいいねー。唯一残念なのは、くつろぎルームがちょっと混みすぎて難民キャンプみたいになっていたところかな…これだとちょっとリラックスはしにくい。かといって外でくつろぐにはまだ寒すぎるし。

でも景色はいいし温泉あるし本もそろっているから、長居にはぴったり。おまけにご飯も美味しい。ピザ釜はあるし、そばはその場で打っているし、間違いないお味だ。

今度は平日に来てみたいと思った。

kotorinoyu.jp

らーめん錦@軽井沢。濃熟鶏白湯と半熟卵が最高。


軽井沢のプリンスモールで小腹がすいたので、ラーメンに行くことにした。ラーメン大好きなので、ここは譲れない。うどんかラーメンか、迷ったけれど、ここは心の声に従ってラーメン! 濃熟鶏白湯トロ玉の醤油をいただくことにした。


私は半熟卵が大好きなので、半熟卵がちゃんとしていればもうラーメンとして合格点なのだけれども、このラーメンはスープも美味しくって大満足だった。しいて言えば具がけっこう冷えていたところはあまり…だったが、スープのあたたかさとおいしさですべて帳消し。カロリーを気にしながらもスープは全部飲み干した。次回ここで食べるときは、きくらげを追加しよう。そうすれば罪悪感が少しは軽くなるかな。

小籠包マニア(北京籠蒸)@神田

飲み屋さんには事欠かない神田で見つけたお店。店構えもかわいい、小籠包専門店だ。

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準備されている小籠包は、プレーン、蟹肉、トリュフの3種類。少し小ぶりだけど皮はうすくてスープたっぷり。とくにトリュフはなかなか出会えない味で感動した。こればかりは鼎泰豊でも味わえない!

 

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小籠包ってどこにでもありそうだけど、台湾や中華圏の外に出ると、とくに美味しいところは少ない。そんななか、ここのお味は合格かな。

 

メニューはおつまみ系が多く決して豊富ではないが、ワインなども用意があるので、2次会にも最適かも。インテリアの可愛さもテンション上がります。

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初恋のきた道

1999年、張芸謀チャン・イーモウ)監督、我的父親母親(The Road Home)

舞台は中国の美しい村。青年は父親の訃報をきき、久々に故郷に戻ってきた。青年は村で唯一大学へ行ったという。その父親は村の小学校で教師をやっており、新しい小学校の建設に必要な金を工面してまわっていた帰りに心臓病が判明、なくなってしまった。母親は、父親の遺体を伝統にのっとって手で運びたいと願うが、それをやるには冬で季節も厳しく、若者はみんな村の外で出稼ぎにいってしまって人手もないから難しい。青年は村長に頼まれ、母親を説得にかかろうとする。その母親が若いころの父親の出会いには、いつも村に続く道があったのだった。両親の出会いの物語を思い出しながら、青年は伝統のやり方で父親を送ってやることを決意するのだった…。

チャン・ツィーが、母親ディーの若い頃を演じる。昔、中国の農村の写真集でみたような古い農家で、目の見えない母親と二人暮らしをしているディーは、ある日町からやってきた小学校教師にまさに一目ぼれ。当時はまだ自由恋愛が許されていないなか、彼のためにご飯をつくり、「赤が似合う」と言われればいつもに増して赤やピンクの服を着るようになり、(おしゃれとはいってもモコモコの綿が入った作業着なのだが。)、彼を一目みようとわざわざ遠くの井戸に水を汲みに行ったりしてけなげなのだ。しかし母親は、身分違いの恋はがっかりするだけだからやめなさい、と諭すのであった。

自分の初恋なんぞもはや記憶にもないが、初恋ってこんなだよなぁと思わず納得するあらゆる事象が込められている。服に似合うといわれたものは身に着けて、それをなくして探し回って、彼がうちでご飯を食べていくようにほぼ強引に説得する。偶然を装って小学校をウロウロし、母親の静止を押し切って、町から戻るであろう彼を待ち続ける、など。この全力さ、そしてフレッシュさは、この時代のチャン・ツィーじゃないとはまらなかった役どころだったと思う。村の四季折々の風景も、実際の貧しさを封印してしまうくらい美しい。

年老いてしまった母親がこの時の恋する気持ちを忘れずに、先生を尊敬し愛していたことが映画でもよくわかって、それがまた切なかった。若いころの描写がカラーで、現在の描写がモノクロで表現されているところがまたなんともよい。たった1時間半に素敵な気持ちになれる要素がつまった作品。もう20年も前の映画なんだなぁ。

COMPHOで一人ご飯。パクチー追加盛!

世の中のパクチーブームが下火になろうと私には関係ない。ふと麺類が食べたくなり、今日はOazoの地下街にある、ベトナム麺フォーのお店、COMPHOに行ってみることにした。

通常のランチタイムに行くと4-5種類のメニューから麺を選ぶことになる。冬限定でショウガもきいているという豆乳と鳥団子のフォーを選び、これに100円をプラスしてパクチーを追加してみた。具材は水菜しか入っておらず、自分で卓上にあるパクチーもやし(といってもほぼもやし)や揚げ玉を追加することになっているみたい。

100円プラスのパクチーは意外にしっかりとした量で満足度が高かった。もやしにもあう。量は決して多くないけれど、小腹がすいたときちょうどいいね。次回はランチの特別セット(1,000円くらいで生春巻きとマンゴジュースが付いてくるらしい)を狙って13時以降に行ってみたい。

PHAKCHI JO'S @銀座で久々のパクチー三昧


パクチーブームもひと段落したところで、パクチー仲間とともにこちらのお店に行った。横浜の人にはおなじみらしい老舗、ガーリック・ジョーズの姉妹店であるここ、PHAKCHI JO's(パクチージョーズ)だ。
マツキヨが入ったビルの3Fに入っており、入り口にはパクチー水耕栽培しているケースなんかも置いてあり、期待が高まる。


テーブルマット代わりの紙には、メニューに加えて各国語でパクチーをなんと呼ぶのかも教えてくれる。メニューは多国籍で、飲み物にもほとんどパクチーが入っている状態だ。これは、パクが食べられない人にはちょっと迷惑かも!?

料理は思いのほかおいしい。パクチーがよく合うというか、やたらめったらパクをのせているにではなく、ちゃんとそれぞれの料理にバランスよくパクチーがのっている感じ。もし、パクチーの盛りが足りないようなら大きな声で「パクパクパクチー」と叫べば追加でもってもらえる。週末なら店内に人も少ないので、気兼ねなく叫ぶこともできるだろう。

デザートにもほぼすべてにパクチーが入っているが、どれも美味しかった。いいお店を知ったなぁ。