大國魂神社例大祭 府中くらやみ祭


くらやみ祭というものにいってみた。これは4月30日の品川海上禊祓い式(潮盛り)という神事に始まり、山車競演、競馬式(こまくらべ)、万灯大会、太鼓打ちと続き、5月5日の神輿渡御でクライマックスを迎えるという大國魂神社の例大祭だ。

今回私がみたのは、5月5日18時〜開始した、8基の神輿を導くお清めのための6張の大太鼓が打ち鳴らされながら通過するシーンのみ。メインの神輿渡御はみずに帰った。なんでかというと、確保していた場所の前を、神輿が通過しないということが判明したため…。そう、旧甲州街道および府中街道を張っていないといけなかったのだ。目の前が神輿のルートか否か、隣にいた地元のおじちゃまに確認したんだけれどもなぁ。まあ仕方ないね。この距離じゃ臨場感が得られないんだもの。

ところで、府中には府中囃子という郷土芸能があって、江戸時代に完成したそうな。編成は、笛、締太鼓、大太鼓、鉦、拍子木。流派は、神社を堺に西がにぎやかな感じの目黒流、東が優雅な船橋流となっているものの、両派とも屋台、鎌倉、国堅、師調目、印旛(仁馬)の5曲から編成されているそうな。これは、子供囃子の映像。こうやって伝統継承がされていくのは、いいね。