先日、中島みゆきの音楽が好きだというイタリアの友達に、「中島みゆき作品をジャズで演奏している人がいるよ」と山中千尋さんの動画リンクを送ったところだ。
以来、久々に山中千尋さんの活動状況をみていたら、今年で10周年を迎えるということを知った。
「澤野工房」で初アルバムをリリースした時から聴いているが、アルバムによく日本の音楽、そしてブラジル音楽のアレンジを入れてきているのだが、これが秀逸で毎度気に入っている。あとは、アルバム収録の選曲も好き。
とまあこんな振り返りの過程で、山中千尋さんが今年ウンブリア・ジャズ・フェスティバルに出演されたことを知ったのだった。公式サイトによれば、「ハービー・ハンコック／ウェイン・ショーター／マーカス・ミラーらによるスペシャル・グループのオープニング・アクト」だったらしい。まさに大舞台。バラードからクラシックの息吹、そしてスウィンギーなものからパワフルなものまで演奏して、きっとオーディエンスの心をがっちりつかんだに違いない。
今出ているアルバムは、カーペンターズのカバーをやっていて、これもとても素敵だ。ますます活躍していってほしいアーティストです。
