セルビア共和国の首都ベオグラード。バルカン半島とジプシーというと、ジプシーブラスの方が思い浮かぶが、ここにもホットクラブを冠したグループがあると知った。その名もホット・クラブ・オブ・ベオグラード。
ジャンゴ・ラインハルトとステファン・グラッペリにインスパイアされた、バイオリン含む正統派カルテットだ。
彼らのライブ映像を見つけた。ベオグラードにあるジャズクラブ、チェカオニカ Čekaonicaで今年2月12日に行われたライブの模様らしい。
名前に違わぬ正統派の演奏だ。レパートリーも。
セッションの模様の動画もあった。
こちらは。"Vamos a bailar"なんて歌詞も入っていて、演奏がフラメンコ的だ。彼らの最新アルバムは"The Balkan Swinging melody"ということで、なんとバルカンの伝統音楽をマヌーシュ・ジャズ風にやっているらしい。
Devojko mala
Đelem Đelem
…「ジャンゴ・ラインハルト作曲」と言われればそれで納得しそうな曲ばかりだ。バルカンの音楽はジャンゴの音と相性がよい、ということか。
Hot Club of Belgrade
Branko Maćić(g)
Filip Krumes (vl)
Srđan Marković (g)
Goran Rakočević (b)