勝山左義長まつり 2015 で浮きまくる週末。

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さかのぼること2012年。友人が勧めてくれたこのお祭りを私はとても気に入り、今年もまた見に来てしまった。
勝山市街地には屋台がずらっと立ち並んでおり、空を眺めればラスタカラーあるいはトリコロールの短冊がはためいている。
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町内にある12の櫓ではそれぞれがお囃子を奏でており、目が離せない。とくに太鼓の打ち手の動きが美しく華麗なので、そのパフォーマンスにくぎ付けになった私は寒さも忘れて見入ってしまい、あっという間に2日間が経ってしまうのだ。聴き入りすぎて、左義長ばやしの幻聴が聞こえてしまうくらい…。

今年印象に残ったのは…。
1.2月21日22時頃、沢区の櫓でみたパフォーマンス。
夜が遅かったため、本当にまつり好きな、上手な打ち手が大集合しており、見ごたえがあった。櫓の上で盛り上がる打ち手さんたちの楽しそうなことといったら!

2.「戦友」が聴けた
お囃子にはいろいろバリエーションがあって、私は「しっちょめ」が好き。今回は珍しい「戦友」のお囃子が聴けて感激した。

3.2月22日の午後、上長渕区の櫓でやっていた「打ち手大集合」
天気が悪いなか、上手な打ち手が大集合していて、いろいろなパフォーマンスを楽しめた。途中、人繰りに苦労している感もあったが。
ある打ち手(浮き手?)の方が、お客様のリクエストに応えて「左義長ばやし」を一人で9回たたく模様がこちら。

地太鼓の打ち手と息もぴったり。というか、この地太鼓が上手じゃないと、二人のパフォーマンスは成り立たないと思う…。本当に素晴らしかった。

4.どんと焼き
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五穀豊穣を願う神様「歳得神」を見送る行事で、弁天緑地にて行われる。すべての地区から集まった「御神体」に、神明神社からの御神火が点けられ、燃え上がる様子は圧巻だった。
その後、人々はこの火で餅を焼く。「ちょっとだけ焼いたら、あとはレンジでチンすればいいよ」と言っていたのが印象的だった。まあ…合理的だ、その方が。

唯一見逃したのが、祭りの始まりを告げる「ふれ太鼓」。これを観るために、またさぎっちょを観に来なきゃ。