素晴らしい曲っていつか必ず誰かがカバーすると思う。グレッチェン・パーラトGretchen Parlatoがファーストアルバムを出してからすでに12年以上が経過するなか、そろそろだれかオリジナル曲をカバーするかなぁ…と思って検索したら、すごく良い映像を見つけた。うたっているのは、ラトリ・ミュルザックLatori Mulzacと読むのだろうか。ナッシュビル生まれのシンガーらしい。
ちょっと、メロディラインで「オリジナルと取り方が違う!」というところはあるけれども、すごくピュアで透明感のある声で、また新たに曲の魅力を伝えてくれている気がする。
この映像をポストしているAlma Pura Productionsという団体は、テネシー州にいるプロデューサーや音響エンジニア、映像作家やミュージシャンの団体だとか。ナッシュビルの人ばかり扱っているのかと思えばそうでもなくて、やたらロバート・グラスパーRobert Glasperのカバー曲が多く取り上げられているところが気になる。
たとえば、このティナ・ジェンキンス・クローリーTina Jenkins Crawleyという歌手、とってもいい声でかっこいいな、と思ったり。
トレーシー・チャップマンTracy Championという歌手のRobert Glasperカバーもすごくいい。
Tina Turnerの"What's love"も現代風にカッコよくアレンジされたうえで、シャナ・タッカーShana Tuckerという歌手にカバーされている。
歌手や参加ミュージシャンには知っている人はいないのだが、どれもこれもアレンジがかっこよくて、当分楽しめそうなチャンネルだ。