70年代フレンチポップスの名曲、"Fais comme l'oiseau"をマヌーシュ・ジャズで。

珍しい曲のマヌーシュ・ジャズカバーを見つけた。1972年のミッシェル・フュガン&ビッグ・バザールMichel Fugain & Big Bazarというバンドにより大ヒットした曲、"Fais comme l'oiseau(鳥のように)"を、ブノワ・コンヴェールBenoit Convertと、Sinti出身のミュージシャン一家、フェリックス家の親子、Sébastien Felix(ギター)とEsteban Felixによるトリオがカバーしている。2分に満たない映像だけれども、すごくすっきりしたいい演奏だと思った。

ちなみにFais comme l'oiseauは、これなのだが、本当に鳥のジェスチャーをしていることにびっくり。なかなかシュールだ。

さらにさかのぼると、ANTONIO CARLOS & JOCAFIによるサンバの名曲"Você Abusou"にたどり着く。

サンバから、新型シャンソンに転換してさらにはやった曲が、ここにきてマヌーシュ・ジャズでカバーなんて、素敵だと思った。ちなみにブノワとフェリックス親子によるトリオのコラボ映像は、他にもアップされているので要チェックだ。他にも、エルヴィス・プレスリーの名曲や、マヌーシュ・ジャズの定番ソングの映像も少しずつアップされている。

今度はこのトリオでアルバムでも出すのだろうか。注目しておきたい動きだ。