チャイナタウンというのはどこの国にいっても中国文化の色が強すぎて、すっかり中国にいる気分になる。そこに今年の3月新しくできたのが、"CHINA LIVE"というおしゃれビルだ。
主にウーロン茶カフェ、おしゃれな食材や食器のショップエリア、そして"Market Restaurant"というレストランが入っている。この"Market Restaurant"を試してみることにした。
メニューは北京ダック、台湾の小籠包、山東省の水餃子、四川麻婆豆腐…といった具合に、中国のあらゆる料理を網羅している感じだ。値段はもちろん周辺よりはお高めだが、アレンジがきいた中華料理がおしゃれな盛り付けと出てくる。
たとえば、モントレー湾でとれたカラマリフライは、バジルが添えられている。
ダンジネスクラブの春巻は、スティック状でスイートチリソースかマヨネーズ+七味をディップして食べる仕様に。(これは絶対に日本の居酒屋で、焼いたイカなんかを食べたことがある人が考えたに違いない!)。パクチーもかなりきいたお味だった。これを頼んでいるテーブルは多かった気がする。
山東省の水餃子はラー油の中に浮かべられて登場。中のソースは、ちょっと洋風な、コンソメっぽい味だった。
他にも、パスタと中華食材を絡めたものなどもあり、お店のギャルソンさん曰く「西洋と東洋の融合」」というようなコンセプトの料理が数多くあるそうだ。
ひととおりごはんを満喫したら、隣のショップで食材やグッズを物色。
Tシャツや小物は、赤を基調としたものが多いのではないだろうか。
カルビーのかっぱえびせん発見! 量は日本よりもボリュームはあって、パッケージもポップ。エビのイラストを正面に大きく配していないのは、こちらの国に合わせた措置か。
これから2階にもレストランができる予定らしく、チャイナタウンにさらに観光客が増え、そして、主に白人系の観光客がこのレストランを目当てに足を運ぶきっかけになるのではないだろうか。
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