見本市で聴くマヌーシュ・ジャズ! Nitcho Reinhardt Trio。

フランス北部、シャロン=アン=シャンパーニュ(Châlons-en-Champagne)というところで70年以上の間毎年開催されている見本市、La Foire des Chalons. 25万人もの人が訪れるイベントとあって、ガストロミーから農作物の紹介、健康、政治、社会問題等人々の生活にかかわるあらゆる事象に関するイベントや講演会が期間中に開催される。
すでに2019年のスケジュールも発表されているが、私の中では非常に懐かしい大物歌手、Julien Clerc, Sheira, IAMなども出演するようだ。

さて、こちらは昨年2018年の様子だ。なんとマヌーシュ・ジャズのコンサートもあったようで、ニショ・ラインハルトNitcho Reinhardtのコンサートの様子を発見した。

Nitcho は、お母さまがジャンゴ・ラインハルトDjango Reinhardtのいとこ、という間柄。マヌーシュ文化のバックグラウンドはあるものの、ギターを弾き始めたのは15歳と、このジャンルでは遅いスタートを切っている。が、みるみるうちに頭角を現し、2011年以降すでに2枚のアルバムを出している。弟のYouri Reinhardtも当時は自分のバンドでリズムギターを担当していたようだが、最近は演奏していないのだろうか。
せっかくいい演奏なのに、音があまりよくないのがとても残念…。