ギターショップで聴く、マヌーシュ・ジャズ。Angelo & Raangy Debarreのライブ。

以前、アンジェロ・ドゥバールAngelo Debarreが愛用しているギターの紹介映像をこちらで紹介したことがあった。
asquita.hatenablog.jp

ジェラルド・アロンソGérald Alonsoとファビアン・ル・ドスールFabian Le Dosseurが営むギターメーカー、"Guitares ALD"をAngeloに紹介したショップが、"Guitare Village"というお店の店主であった。Webサイトをみると、「パリから20キロメートル」、とその利便性をアピールしているが、シャルル・ド・ゴール空港と同じエリアであるヴァル=ドワーズにあると言われれば、遠いとは言えないだろう。

そのギターショップで、新たなギター"Echo d'Artistes"を紹介するために、なんとあのAngeloが息子のRaangyとともにミニライブを行ったというのだ。なんという贅沢!

ライブの後には、アンジェロが自らそのギターのデザインのすばらしさや弾きやすさ、使っている金具の少なさといった「こだわり」を語ってくれる。ギターメーカーとしては、こんな一流のギタリストから細かい良さを語ってもらえるなんて、うれしいだろうな。もっとも、本当に上手な演奏者は、もはや道具など何でも一定のパフォーマンスは出すのだろうが。

ところで、ライブ動画のうち、Softly.....の中で、Olivier Hédinというギタリストが途中退出するので、ちょっと気になった。どうしたのだろうか。弦でも切れたのかな? オリヴィエが退場してもドゥバール親子は気にすることなく演奏を続けていくが、私は気になってしまった…。