ベルギーで行われたマヌーシュジャズライブにSamson Schmittが登場、ヴァイオリニストが魅せる!

サムソン・シュミットの動画を見つけた。ライブ実施場所になっている"Cabaret Chez Emilie"があるらしいNil-Saint-Vincentってどこだ...と思っても検索に出てこない。Nil-Saint-Vincent-Saint-Martin(ニル=サン=ヴァンサン=サン=マルタン)ってずいぶん長い場所が出てくるだけだ。不思議だ...と思って調べてみたら、ベルギーの村であることがわかった。1812年にニルサンヴァンサンとニルサンマルタンという二つの村が合併してできたところらしい。なのに未だにきっと元の村の所属をみんな名乗るので、開催場所がNil-Saint-Vincentとなっているのだろう。
なかなか説明がしにくい位置だ。
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このCabaret Chez Emilieは教会の脇にある公民館みたいなライブハウスで、毎週金曜日にライブが行われているらしい。で、その一環として行われたのが、今回、サムソン・シュミットSamson Schmittのライブ、というわけだ。
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サムソン・シュミットは、父のドラドDorado Schmittに鍛えられて今や米国ツアーも任されるようになったマヌーシュ・ジャズギタリスト。そして一緒に出演しているのは、ベルギーのリエージュ出身で元シルク・ドゥ・ソレイユで活躍していたらしいバイオリニストのホアキン・ラネッロJoachim Iannello と、やはりリエージュ出身のピアニスト、ジョアン・ドゥポンJohan Dupontという人。こういうジャンルのトリオでピアノがいるのは珍しいが悪くない。そして、このヴァイオリンの人がすごく「魅せる」タイプの人だと思った。そして最後に。このライブ、コロナの影響がまだあるであろう今年の6月に開催されているのだが、観客の熱狂ぶり、そして密っぷりがすごい。いいな、こんな日常。
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