台中から高雄へ。特急電車「普悠瑪」でGO!!

ここまで、高雄と台中の旅メモを紹介してきた。
今回は、台湾の南を中心に旅をしようと決めて、桃園国際空港から台中までバスで移動した。
asquita.hatenablog.jp

そして、台中で数日を過ごしてから、高雄へは台鉄での移動を決めた。なぜなら、高鉄の台中駅は街の中心部から遠くて面倒だから。だったらすこしのんびりの旅だとしても、台中から(左営や新左営ではなく)高雄に直接行ったほうが楽なのではないか、と考えた。


乗った電車は、台湾鉄道の新型特急「普悠瑪(ぴゆま)」だ。テンションあがる!


ウワサに違わず台鉄指定席は本当に混んでいて、出発日の1日前で、指定席は3席しか残っていなかった。前もって予約するのがよさそうだ。ちなみにどう混んでいたかというと、隣の席のお母さんが1人分の席で、2歳の子供と4歳の子供(推定)を連れており、しかもその4歳の子供は足元の床に転がって寝ている、という状態。当方スーツケースを持っている状態だったということもあり、予想よりかなり窮屈な列車旅となったのであった。せっかく窓際の席にしてあったのに、大変そうなお母さんにまさか「どいてほしい」ともいえないしなぁ…。

こんな出会いも列車旅の醍醐味か。また他の電車も試してみたい。

台中旅行記 ~台中アート散歩~

台中は「宮原眼科」「第四信用合作社」「台中国立歌劇院」 と、すでにアート度合いの高い建物があって楽しいのだが、ここに加えて楽しめた場所をご紹介。

★20号倉庫
20号倉庫(台中市) | 台湾エンタメ・レジャー-台北ナビ

台中駅の正面を背にすると右手にあるのが、この「20号倉庫」だ。美しいカフェの奥、かつて線路があっただろう場所の細道沿いにある倉庫が、アーティストのギャラリーになっている。壁とか入り口がアートっぽくて美しい。行ったときは、モデルさんが撮影をしていた。


★台中創意文化産業区
台中駅裏の見どころスポット | 台北ナビ

日本統治時代から、台湾ビールなどを作っているお酒の工場があったらしい。中の建物や工場跡なんかで、色々なアートイベントをやっている。現代アートが中心。



海角七号」の撮影で使われたという「雅堂館」もあった。もう一回映画を見直したいところ。



「守護台湾 看見印尼」という展示会をやっていて、インドネシアの文化と、台湾原住民の文化に触れることができた。
展覽介紹|看見印尼 守護台灣 MEMAHAMI INDONESIA, MELINDUNGI TAIWAN

バティックとかガムランとか色々なインドネシア文化の展示があったけれども、なぜかSamanというアチェの踊りに惹かれて、ずっと見入ってしまった。音楽に合わせてやるタイプではなく、自分たちで歌いながら手拍子の音がよく聞こえて、ちょっと狂っているくらいに頭を振るタイプのSamanが一番魅力的にみえる。台湾まで来てインドネシアの文化を知るとは。

この施設内および施設の隣にあるコンビニで、台湾ビールや台湾のお酒が思う存分購入できる。


★勤美術館


屋外美術館なのかな。おもしろいオブジェが敷地内にたくさんあって、楽しむことができる。写真スポットとしてもよさそう。


敷地内にも、色々なアートグッズの店やレストランがある。そして、その向かい側の小道エリアは、「勤美草悟道」というところがあり、お洒落カフェやブティックがたくさん。美術館の隣には誠品書店もあって、お買い物エリアとしてもオススメだ。




以上が台中のアートスポット紹介だ。ちなみに、スプレンダーホテルThe Splendor Taichung(台中金典酒店)の下層階はお洒落なお店がたくさん入ったモールのようになっていて、楽しむことができた。次回はこのホテルに宿泊する、という選択肢もあるかな。

台中旅行記 ~あの「タピオカミルクティー」が生まれた春水堂人文茶館(台中大墩店)へ。


台中市政府の近くにある、春水堂にいった。なんと、ここが第一号店だそうだ。



こんな印象的な碑をみられただけでも満足。でも時間がなかったのでお茶はテイクアウトした。もっと時間をたくさんつくって、食事でもすればよかったなぁ。

台中旅行記 ~B級グルメ"肉羹"を「台中正老牌香菇肉焿」で!

"(肉羹)"...って読み方はよくわからないのだが、要は肉団子のことをいうらしい。



台中駅から徒歩5分くらいの大通り沿いにあるお店、「台中正老牌香菇肉焿」に行ってみた。言葉が通じなくて大丈夫かな、と思ったが、日本人だと気がついたお店の人が、日本語メニューを持ってきてくれた。ありがたい。

台中の肉焿は、片栗粉でとろみがついている独特のものだった。しいたけとかたけのことかスープのみ、麺入り、ご飯入り…の中から選ぶことができる。麺入りにして、煮卵をつけてみた。こんな感じかな。

人気のお店というが、正直な感想は…大好きな味、という感じには至らなかった。ちょっと甘めで、八角の味が強かったのが原因だろうか。でも、典型的な台湾のご飯なので、試してみたことに後悔はない。場所的には、「台中創意文化産業園区」から、台鉄台中駅の真裏にあるアートスペース&カフェ「20号倉庫」に向かう途中なので、アートを堪能した後にでもお奨めしたい。

高雄1DAY ~物騒な店名だけど鴨鍋が美味しい! 「現殺 霸味薑母鴨」の高雄旗艦店〜


高雄のMRT、信義國小から歩いて7分くらいのところにあるこのお店に入ってみた。地元の人の間では大変人気のある、新鮮な鴨の生姜鍋のお店らしい。


半オープンエアみたいなお店に入っていき、あてがわれた席に座ると、お店の人はおもむろに炭をセットしはじめた。炭火鍋のお店なんだ!



鍋は二週類あって、「金玉」と書いてあるものと「養生」と書いてあるものがある。とりあえず「養生」にしてみました。ちなみに金玉は本当にあれらしいです。


こちらが鍋の現物。すでに生姜ベースのスープと肉が入った鍋に、豆腐やきのこ類、キャベツなどを入れて食べる。日本の鍋よりもパンチがきいた味だが、体があったまるし、美味しい。あとで麺線も追加し、スープ麺にして食べきった。

これは…地元の子が教えてくれなかったら、入らなかっただろうなぁ。

台中旅行記 ~「第四信用合作社」でアイスを堪能~

アイスクリームおよびスイーツのお店「宮原眼科」を紹介した。
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その姉妹店である日本統治時代の銀行「第四信用合作社」も行ってみた。こちらも素敵な建物をさらに素敵にリノベーションしている。


入り口の床にスイーツが好きな蟻たちが埋まっているのは、宮原眼科と一緒だね。



扉のとってに「5」の数字があしらわれているのも、宮原眼科デザインだ。



フロア案内は、瓦に書かれている。


他にも色々センスのよさに感激する点が多数あった。中にいて飽きない。



肝心のアイスクリームも宮原眼科のものと一緒だが、ここで面白いことに気がついた。アイスクリームの種類は4系列あるのだが、「ヨーグルト」「台湾フルーツ」「紅茶」「カカオ系」それぞれを、それぞれに関係する国のお札に書かれた人物が紹介しているのだ。なるほど。

トッピングは、人気ランキングが書かれていた。やはり1位はチーズケーキなんだね。2位のパイナップルケーキも、丸ごと1コトッピングしてくれるのでお得な感じがするんだろうな。


日出のお菓子やお茶なども販売しているが、やはり宮原眼科に比べると販売点数は少ない。でもアイスクリームを落ち着いて食べるなら、断然「第四信用合作社」をお勧めしたいと思う。


それにしてもアイスは本当に美味しかったなぁ。また食べに行きたい。

高雄1DAY ~浙江兪記で餃子とシュウマイをゲット~

急におなかがすいたので、そこらへんにあったお店に入った。中国の浙江省の餃子だったりするのかな、店名に「浙江兪記」とあるのをみると…。もはや店名をどう読むかもわからないまま、体当たりで注文してみることにした。

メニューは書き込み式なので、言葉ができなくても安心して注文できる。とりあえず、8種類入っているらしい「総合蒸餃」にしてみた。エビ、干貝(たぶんホタテ)、野菜、それにシューマイの4種類が同じ蒸篭に入って出てくるものだった。


普通に美味しかった。ま、まずい餃子なんてなかなか出会えないとは思うが。しいて言えば、1つから注文ができそうな水餃子を頼んでもよかったな、ということ。ここ、繁華街でも何でもないので、また戻ってくるかはわからないが、記憶にとどめておこうと思う。