"Tribulations"〜ストーケロとロマーヌの新作アルバム関連動画


もうすぐ来日する(いやもう来てるか?)Stochelo Rosenberg(ストーケロ・ローゼンバーグ)とRomane(ロマーヌ)の、(たぶん)3枚目のアルバムがフランスで今日出るらしいのだが、タイトルがすごい。"Tribulations" って苦しみの中でも最上級な雰囲気(辛苦とかそんな感じ?)じゃない? 悲喜こもごもがつまったアルバムなんだろうが、重みを感じる。

ただ、オフィシャルサイトで見つけたアルバムのメイキング映像を観てみると、録音風景は楽しそうだ。ゲストにDidier Lockwood、Sanseverino、Daniel Colin、その他各界で有名と思われる人々を迎えて、ジャズ、クラシック、ロック、ブラジリアンなどなど、いろんなジャンルの音楽に挑戦している。

何といってもレコーディング風景が自然体で素敵だ。サンセヴェリーノはいつも通りって感じだが、ボサノヴァに果敢に挑んだり、複雑なコード進行にちょっと戸惑うディディエ・ロックウッドがなんだかかわいい。

もともと、ジャンルレスで実験的なアルバムについつい惹かれがちな私だが、ミュージシャンのお人柄が垣間見れるこういう動画を公開されちゃうと、ついつい買いたくなるってものだ。もちろんアルバムの内容がいいことが前提ではあるが、見事Universal Franceの術にハマってしまったようです。