台湾 5days(D-3) ~阿里山で朝日をみる~

阿里山で朝日をみるのがここの観光の定番だときいた。本当は阿里山森林鉄道で祝山に行き、そこから徒歩で日の出をみるのが正統派なのだろうが、私たちは前日にバスツアーを予約しておいた。集合時間は朝5時20分。ツアーは満員だったので、前日に予約しておいてよかった。

車で連れていかれた場所は、展望台というよりは「隠れ絶景スポット」といった雰囲気のところだ。それでも40人くらい観光客がいたのではなかろうか。朝日と雲海両方がみえる場所だ。ススキがいい風情を演出している。

…と思ったら、いきなりツォウ族の頭目らしき人が出てきて、ススキを鎌で刈り始めた! ああ、それが風情だったのに。まあでも美的感覚は人それぞれだからなぁ。お気遣いに感謝。



次に頭目、スピーカーを持って説明を始める。山の説明の後は、売り物の梅やはちみつの説明だ。



そうこうしているうちに朝日が出てきた。なんと、雲海と山脈のせいか、朝日の出てくる場所が予想と違った。赤く染まっていた場所ではなく、真っ暗な山の稜線からいきなり太陽が顔を出した。まぶしくて直接見られたものではないな…。


当初太陽が出てくると思われた場所は、こんな感じ。

ちなみに行った場所は信義郷というところだったらしい。あとで石碑をみて知るという…。

ツォウ族の売店でハチミツを買った。花の香りがしてとても美味しかったので、ついつい。食べるのが楽しみ。

ちなみに帰りがてら、紅檜の巨木に立ち寄った。ここも観光スポットらしい。樹齢1,600年とのことだがとにかく大きい。木の表面には苔がむしている。

すがすがしい空気。マイナスイオンだとかなにか体にいい息吹をたくさん感じることができる。いいツアーに参加できた。