Stochelo Rosenberg Interview from アコースティック・ギター・マガジン vol. 47(2011 Winter Issue)


そろそろ出るころだよなぁ…ということでふと思い出して、本屋立ち寄りついでに、手にとってみた。これには、昨年11月に来日した、ストーケロ・ローゼンバーグのインタビューが見開き1Pで掲載されているのだ。インタビュアーと執筆は、Sous Son Nuageリーダーの冨岡雅佳氏。
マヌーシュ・ジャズ・ギタリスト同士の会話であることや、媒体特性も多分に影響しており、記事の半分くらいはピックやギターメーカーの話なので、とくにギター弾きにとっては玉手箱のような記事かもしれない。もちろん、マヌーシュジャズそもそも論、最近出たロマーヌとのアルバムのこと、ライブ時の編成などについてなど、単なるマヌーシュ・ジャズ・リスナー楽しめる話題も、盛り込まれていた。
ところで、楽器についてまったくの門外漢の私は、ギターなんかよりも、ストーケロの服装に目がいってしまう。上下黒でシックにキメて、愛用のギターを抱えているのだけれども、よーくみると「Hugo Bossのロゴ入りシャツ着てるよ」なんて。こんな目の付け方が、ギター弾きと一般リーダーの違い、なんだろう。

記事では、自身のオンラインギタースクールのことも少し触れていた。
Rosenberg Academy | Video guitar lessons with Stochelo Rosenberg
今の時代は、オンラインで彼のスーパープレイをの秘密を知ることができると考えると、すごい時代だ。さっそく、このローセンバーグアカデミーの情報をチェックしてみたのだが、ジプシージャズの大御所から、色々な角度で技術を学ぶ唯一のチャンス!といううたい文句で、かつ、先着100名様は30%ディスカウントを選べるらしい(マーケティング上手?)。また、フラメンコやジャズ、ポップスなどのスタイルでギターを弾いている人が、どこを気を付ければジプシースタイルのジャズを演奏できるのかなど、細かい指導が売り物みたいだ。
でも、そんなスペシャルメソッドだけでは、ストーケロさんに近付けるとは到底思えない…それくらいすごいプレイだよなぁと、レッスンビデオをみて感じたのであった。