エイサーを観ていた時、あるチームが使っていたこの曲を聴いて、沖縄出身の友達が懐かしがっていた。妙に印象的な曲で、しかも歌詞がウチナーグチときている。私が聴いても呪文のように聴こえちゃうのだが、彼女にとっては懐かしい言葉の歌だった模様。なんでも、小学校でエイサーをやる時に必ず採用される曲らしい。
歌詞やその解釈については、以下のサイトに詳しいのだが、タイトルである「ミルクムナリ」は、「ミルク」は弥勒、「ムナリ」はインドネシア語で「踊り」のことのこと。
ミルクムナリ:たるーの島唄まじめな研究
この曲を作ったアーティスト・竹富島出身の日出克氏のインタビュー記事を読んでいたら、「自分の作る曲は、琉球音階を一切使っていないのだ」と語っていらっしゃった。
エイサーで生音を使っていないチームは、Beginの歌のような琉球音階?満載の曲を採用していた気がする。そんななか、この曲が妙に印象的だったのは、琉球音階じゃなかったせいなのかな?
いずれ、エイサーを踊れなくても心に残る、良い曲に出会えた。