The Rosenberg Trio参加映像。ヌーメアのジプシージャズフェスティバル2011

先日目を付けたニューカレドニアのジプシージャズフェスティバルについて。
ニューカレドニアでマヌーシュ・ジャズ! Gypsy Jazz Festival 2011 (de Nouvelle Calédonie) - 空間Annex
このフェスに出演していたThe Rosenberg Trioの映像がいくつかアップされているのを発見し、思わず見入ってしまった。まずはド迫力のサウンドチェックの風景から。

そして、ステージライブ終了後のアフターセッションは、ステージに出ていた全員が参加だ。観客も踊っている。他の映像を観ている限りでは、どうやらフェス期間中もオールナイトで演奏が繰り広げられた模様だ。The Rosenberg Trio以外に、主催者のミシェル・トラベルシ Michel Trabelsi氏もギターを演奏しているのがわかる。アコーディオンがエミー・ドラゴイEmy Dragoï氏。グループの紅一点とその後ろの男性が、Doudou Swing& Victorine Martin、つまり"Mister Django et Mme Swing"というユニットだろう。カメラの一番手前にいる小さい子が、13歳のギタリストアンドレアス・ヴァラディAndreas Varadyだ。こんな青空の下で演奏が楽しめたら、さぞ気持ちいいだろうなぁ。

地元のラジオ番組に出演している映像も発見した。ストーケロがお気に入りのギターについて語っている。なんでも、(インタビューでは言っていないが、弦楽器職人Jean Baraultが作ったもので)、ジャンゴが使っていたのとまったく同じモデル(Selmer 503)のレプリカとして最高の出来ばえだとか。柄の部分には、Django Reinhardtという文字が入っている。
番組内で三人が弾くのは、Vendredi 13。ものすごい迫力でいい感じだ。

DJさん、貴方は幸せ者だよ。今まで大して関心なかったこの曲が、この映像で妙に印象に残ってしまった。