中国の夏の定番ドリンク酸梅湯(さんめいたん)。北京に駐在していた友人からきいてその存在は知っていたし、飲んだこともあった。先日、彼女と台湾に行った際に、酸梅湯手作りキットを入手したのをふと思い出した。これ、いつ作るのよって今でしょ。暑さを乗り切る飲み物だっていうんだから。
キットは、コップ状のものにどさっと黒っぽいアイテムが入っている。烏梅という、青梅の薫製とサンザシ、そして甘草が入っているらしい。シンプルだね。説明書が漢字で書いてあるので雰囲気で理解をしたところ、「材料を洗ってから5杯の水量を入れ、とろ火で40分」というような雰囲気のことが書いてある。で、さましてから砂糖を入れてお味を調整せよ、ということらしい。でも、雰囲気でやるのは危険なので、複数のレシピから勘案して、また友人の作り方を真似て、このように作ってみた。
1)材料を洗う
2)洗った材料を2L(材料が入っていたカップが400ccくらいだったので、これを使えば簡単に測れます)の水に数時間浸す。これだけで、すでに水が黒っぽくなってきます。
3)2)を鍋に入れて沸騰させ、その後弱火で数時間。
4)黒砂糖を2塊くらい入れて、冷ます
5)濾して液体だけを抽出
で、冷やしたものをまずは原液で飲んだところ…すっっぱい!!
次に、お水で適当に薄めたところ、飲める味となりました。めでたしめでたし。
友人が言ったとおり、もっとお砂糖を入れても良かったかなぁ。
煮詰めすぎたのか、あまり量ができなかったのが残念なのだが、とりあえずこれで夏を乗り切ろうと思う。