Vinícius de Moraes生誕100周年にあたっての特別レポート。


ヴィニシウス・ジ・モライスVinícius da Moraesは、1913年10月19日生まれだったそうで、たまたま生誕100周年と同時に放映されたらしいレポートを観た。5分程度のものだ。O Poetinhaというのがヴィニシウスのペンネームだということも、今知ったところだ^^;。
ポルトガル語がわからなくても、カエターノ・ヴェローソやマリア・ベターニャ、ジルベルト・ジル、かつてのトム・ジョビンの映像が出てくる。そして、流れる音楽や共演映像を観ながら「ああ、これもヴィニシウスがかかわった曲だったのね」と、その才能をかみしめることができる。ちなみに私はこの、イタポアンの午後Tarde em Itapuãという曲が大好きで、(まあ、曲をつくったのはトッキーニョToquinhoなんだろうけれど)、こんなのを聴きながら、このメロディに甘い歌詞を付けたViniciusの才能をかみしめた。とくにものすごく唄上手、ってわけではないと思うが。

ちなみにこのレポートには、あの、イパネマの娘のモデルとなったエロイーザ・ピニェイロさんも登場する。歌詞のモデルになった人がまだご存命でこうしてテレビに出てくるって、すごいよなぁ。歌にリアルを感じる。