Christian Escoudé@Les Victoires du Jazz 2010

Les Victoires du Jazzというフランスのイベントがあるそうな。これは、1986年にはじまったLes Victores de la musique、つまり音楽全般の世界で活躍した人を表彰するイベントから、2002年にジャズ部門がスピンアウトして生まれたイベントだ。アワード獲得者がwikiに掲載されていたので、これをコピペするとこんな感じ。
2002 : Emmanuel Bex Trio BFG (avec Glenn Ferris et Simon Goubert)
2003 : Sylvain Luc Trio Sud
2004 : Lionel Belmondo et Stéphane Belmondo
2005 : Stéphane Belmondo
2006 : Daniel Mille
2007 : Hadouk Trio
2008 : Andy Emler MégaOctet
2009 : Marc Ducret
2010 : Médéric Collignon Jus de Bocse
2011 : Jean-Philippe Viret Trio
2012 : Bojan Z
ベルモンド兄弟、強い!(笑)というのは冗談だが、ヨーロッパジャズの有名人が名を連ねているというところだ。
さて、このイベントと関係性があるマヌーシュ・ジャズ界のアーティストが、Christian Escoudéである。2012年には招待アーティストとしてもノミネートされている彼は、2010年にDavid Reinhardt(g)やPierre Boussaguet(b)、Fiona Monbet(vln)とともに演奏をしたらしく、それがこの映像だ。

クリスチャン・エスクーデのオリジナル曲、なかなかよい。2010年はジャンゴ・ラインハルト生誕100周年の年だったから、このイベントにも彼らが招かれたのだろうな。イベント司会者が、David Reinhardtにわざわざ「ジャンゴの孫」といった紹介を付けていたこともあり、そんな想像をした。
Les Victoires du Jazz 2013