ドイツのマヌーシュ・ジャズ・ギタリストといえば、ワワウ・アドラーWawau Adlerでしょう。最近どうしているのかと思ったら、昨年の7月にアルバムを出していた。"Expressions"というタイトルだ。
"Limehouse Blues"に"More"、"Estate"、"Melodie au Crepscule"、"Belleville"、"Minor Swing"などなど、ワワウのオリジナルもさることながら、スタンダート曲がたくさんそろっている。トレイラーを見てみると、ちょっと面白いアレンジの"Melodie au Crepscule"で耳を奪われてしまった。
このアレンジなら、ゴンチチのファンなんかも気に入るのではないだろうか。メンバーは以下のとおり。鉄板のリズムギター、Hono Wintersteinホノ・ウィンテルステインが入っている!
Wawau Adler (lead guitars)、Eva Slongo (violin)、Joel Locher (bass)、Bertrand Le Guillou (guitar), Hono Winterstein (guitar)
ヴァイオリンのエヴァ・スロンゴEva Slongoが楽器演奏しながら唱和するアレンジもいい。聴きやすそうなので、今度、入手してみようと思う。
ちなみに、Wawau Adlerのことは、以前にも何度か書いているのでこちらをどうぞ。
ピアノとギターで"Anouman"もまたよろし。 - 空間Annex
Wawau Adler Group、ドイツのテレビ番組に出演の映像 - 空間Annex
マヌーシュ・ジャズの名曲 Troublant Boleroとうまく合う「あの曲」とは。 - 空間Annex