翌日は「弥助そば」へ。二万石橋という、盆踊り会場へ続く橋のたもとという、すごくいい場所にあるおそばやさんだ。
1818年、文政元年に創業という老舗で、大坂にあった「砂場」の流れを汲んでいるらしい。そんなに蕎麦に詳しくはないが、東京なら藪、更科、砂場の3代ブランド蕎麦店(老舗御三家というらしい)の系統なら知っている。こちらの弥助さん、つなぎはフノリを使うのと、西馬音内そばの特徴である「冷やかけ」、つまり冷たいそばだけを出すのが特徴みたい。
天ぷらそばをオーダー。繁忙期らしく、2人のお嬢さんが給仕をしていました。東京人には食べなれた、かつおベースの麺つゆに、歯ごたえがかなりある蕎麦。最高のお味でございました。