パリ


セドリック・クラピッシュCédric Klapisch監督、2008年、フランス、Paris

パリを中心に、そこに暮らす人の日常が描かれた映画。前にもどこかで観たことがあるが、久々に見直してみた。
★元ダンサー、今は心臓病を患っているピエール(ロマン・デュリス)と社会福祉士、ピエールの姉エリーズ(ジュリエット・ビノシュ
★ソルボンヌ大学の歴史学教授 ロラン(ファブリス・ルキーニ)とその弟フィリップ(フランソワ・クリュゼ)
その他、ロランが心を寄せる美しい生徒、ちょっと差別発言が多いパン屋とそこでバイトで働く女性に、市場で働く男ジャンとその元パートナーであるカロリーヌ、それにその友人たち、カメルーンのホテルで働くブノワとパリのモデル、そしてブノワが目指すパリにいる兄弟は、エリーズのところに相談に行く…というわけで、登場人物たちはエリーズとピエールの姉弟を中心にどこかで交差しながら、それぞれパリで生きている。
後半が少し散漫だと思ったが、日常を映し出しており、それぞれがさまざまな悩みを抱えてはいるが、決して暗くはないストーリーだ。みんないろいろ悩みながら、その悩みを克服して次の出会いや希望に向かって進んでいく。
この映画を観てからパリの映画ロケ地めぐりをするのもいいなぁ。
映画『PARIS(パリ)』ロケ地巡りでパリを一周★ :: セドリック・クラピッシュ監督最新作『PARIS(パリ)』 | ブログ・ヤプログ!