フランスのギターメーカーは、ミュージシャンを使ったプロモーションを頻繁に行っているということを、だいぶ前にこちらで紹介したことがある。
asquita.hatenablog.jp
が、どうやらフランスに限らないようだ。
UKに本拠を構えてドイツやフランスでもギター販売をしている韓国のギター職人、ジョンウ・チョウJeongwoo Choのギターブランド、JWC Guitarは、主にジャズやジプシー音楽用のマカフェリギターを制作しているギターメーカーだ。もちろん、ギターの試し弾き映像でもマヌーシュ・ジャズが使われているが、やはりトップスターが演奏すると、注目度ががぜん上がるというもの。
そこで、今年は JWC ギターを使ってAntoine Boyerアントワーヌ・ボワイエールがライブを行ったらしい。入場料は15ポンド。
横でアントワーヌを盛り上げるのは、リズムギターで盛り上げるのは、フランスの Samois-Sur-Seineというギタリスト、Bertrand Le Guillouだと思われる。こちらはサンプルの演奏だ。
このギターを使えば、Danse Norvegienneがこれだけ美しく弾けるようになる…可能性が高まるかもしれない、というわけだ。なお、アントワーヌのオフィシャルサイトを確認した限りでは、普段からJWCギターを使っているとも限らないけれど…。
なお、他にも The Paulus Schafer TrioがJWCギターを採用してフェスに出たりライブをやったりしているらしい。
この2曲の演奏でPaulusが使っているギターは異なるモデルなのだが、570というモデルのギターがいかに素晴らしいか、応援コメントまでしてくれる。
よい道具そろえただけで演奏がうまくなることくらいわかっているけれど、やはり惹かれてしまうのが人間ってものです。というわけで、動画をみてこのギターで演奏するマヌーシュ・ジャズのすばらしさを味わいたい方は、こちらの動画集をどうぞ。
www.jwc-guitars-de.com