知床ウトロは、朝昼型のお店と夜型のお店があることを発見した。というわけで、ここに記録をしておこうと思う。
■ランチ編■
ウトロ漁協婦人部
漁港に面するこちらの食堂は朝8時半からあいていることもあり、なかなかの混雑ぶりだった。お店の店員さん(漁協の婦人部の方々だろうか)もお客さんと同じくらいの人数が集まっていて、鮭等をさばいて準備に忙しい。そんななかで、一番準備がいらなさそうなウニ丼をいただくことにした。バフンウニのうに丼だ。これは贅沢だ。
ボンズホーム
知床で栽培されたジャガイモをさらに半年間寝かせて熟成させた「知床栗じゃが芋」を専門に扱うカフェ。とにかくこの栗ジャガイモ押しのメニュー構成だった。
スイーツもジャガイモ入りのものがたくさん準備されていた。これは美味しいジャガイモだ。いつかスイーツも食べてみたいなぁ。
道の駅うとろ・シリエトク
エゾシカや地元の海鮮を使ったメニューが豊富。道の駅にあるので、アクセスもいい。シャケの親子丼を食べてみたが、本当に美味しかった。どーん。
ほら、鮭はこの町の源泉。一度は地元で食べておきたい、という気持ちになるよね。
荒磯料理くまのや
地元食材を活用したお料理屋さん。知床のガイドさんに勧めていただいた。確かに地元でしか味わえない珍味も豊富でいいのだけれども、ここは夜やっていないのが非常に残念だ。
本当ならお薦めで、かつみんなが食べている「特製荒磯丼」を食べるのがスジなのだろう。でもすでに丼はあちこちで堪能していたし、食べログでは「地元の人はみんな麺を食べる」というようなことが書いてあったので、「知床海鮮湯麵」を食べた。カニを食べきれたか心配だが、野菜も食べることができて満足度が高かった。
■ディナー編■
三代目 千葉商店
知床第一ホテルの総料理長だった千葉シェフが地元に戻って立ち上げたレストランらしく、地元の方も愛用しているとか。ワインの選択肢がよくわからなかったのが残念だが、料理は美味しかった。海鮮に飽きたときにいい。平貝の酒蒸しや、エゾジカのコロッケなど、地元食材もきちんと活かされている。
波飛沫
らーめん山頭火で修行された方が営むこのお店は、夜はラーメンのみならず焼き鳥を出してくれる。ミシュランのビブグルマンに選ばれたそうだが、それはきっとラーメンが美味しいからかな。夜に飲める貴重なお店で、地元の方もよくいらっしゃるようだ。
美味しい食事は人を幸せにする。知床の恵みに感謝。