[Karuizawa 2023]藤田嗣治作品だけを収蔵。安東美術館に行ってみた

2022年10月に軽井沢にできたばかりだという、新しい美術館に行ってみた。なぜなら、藤田嗣治作品にこだわり、初期から晩年にかけての作品"のみ"を収蔵している、というのを知ったからだ。

藤田の特徴である「乳白色の肌」の手法を使った女性の絵、そして、オーナーである安東夫妻が藤田を知るきっかけとなった「猫」を含む作品、そして「聖母子」を描いた作品。自画像、そして戦争画(国立近代美術館にあるような大きな作品ではなく、戦車などの絵をあしらった装丁の本や雑誌)もあって、十分楽しむことができた。美術館内でも無料で飲み物提供があるのもありがたいし、隣にHarioのカフェが併設されているので、ランチなども楽しめる。

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藤田嗣治最後の結婚相手、君代氏の親族が寄贈した、プライベート写真も珍しい。何よりも、私的なコレクションを開放してくださった安東夫妻がすごいな。