えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経 (ヨシモトブックス)
- 作者: 笑い飯哲夫
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2009/01/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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般若心経の写経が趣味という、笑い飯の哲夫による、般若心経の解説本。もともと笑い飯が好きで彼らが出ていたテレビスペイン語講座だって全部観ていた私だ、当然興味深くて手に取った。それに、般若心経って法事などで聴くものの、意味を知ろうなんて思ったことは一度もなかったから、ここで知っておくのもいいだろう。
仏教に漂う空気感がうまく伝えた本だと思う。まじめな内容なんだけれども、ゆるさ、シモネタエロネタも同時満載なのは哲夫らしい。子どもとか、案外飛びつくなのではないかしら。
で、結局なぜ般若心経を唱えるのか。本の結論にあるのだけれども、正直、一言ではいえない。ただ、哲夫がいうように、全部が自分であり、自分もその一部をなしているのだから、他人のことを思いやって生きていくべき、なんだろうな。そんな簡単なこともなかなかできないから、こういう教えが存在するのだろうけれど。