今年も誘われてつい行ってしまった、Nicola Conte。今年の目玉はTill Bronnerだ。このトランペッターは前から好きだ。すごくカッコイイ。
定番メンバーとしてはPietro Lussu(p)、Paolo Benedettini(b)、Teppo Makynen(ds)あたりか。Magnus Lindgren(sax/fl)も彼らとツアーすることが多いのかな。
今年のボーカルはZara McFarlane、初々しさいっぱいの歌手だ。
1stと2ndの合間には、お馴染み須永辰緒さん選曲によるDJタイム。
もはや恒例イベントとして定着してきたような。
もちろん、Nicola Conte自身のギタープレイも健在です。そんなにものすごい腕前というわけではないと思うが、何せニコラ・コンテですから。それだけで存在意義があるというものだ。
ティル・ブロナーはこちらの期待どおりそつなく演奏をこなしていた。ニコラ・コンテを観てきている人は、このトランペッターが大物だって知っているかなぁ。
一方のボーカリストのザラ・マクファーレン。私は彼女のことを知らなかったが、拠点にしている英国ではけっこうご活躍のようだ。
PVもかっこいい。
このボサノヴァ調の曲、ギターとの組み合わせもなかなか。
ニコラ・コンテの曲っていい意味で誰が演奏してもそれなりにいい感じに仕上がるカッコよさを持っている分、ときにソリストの個性が飛んでしまうというか、アーティストにとっては個性を打ち出すのが大変だろうなぁ、このバンドの中で。
今回もこの曲やっていました。
前回の模様はこちら。
ブルーノート東京で一人ジャズ。「Nicola Conte Jazz Combo」 - 空間Annex