"Imagine Django"、ジャンゴ・ラインハルトを敬愛するミュージシャンが集結!


旅行とK-POPにかまけてなかなかマヌーシュ・ジャズ情報が得られていない私に、このBlogを読んでくださっているらしい方からご連絡をいただいた。なんでも、ジャンゴ関連のアルバムが出るので、そのことについて情報収集をしてみないか、と。ああ、本当に気ままなブログで申し訳ない。もはや、マヌーシュ・ジャズ情報のブログを語ることすら恐縮してしまう。気がつけば、3月に、ご紹介いただいたそのアルバム"Imagine Django"もリリースされたようなので、ちょっとこちらに情報を集めておこうと思う。

プロダクションノートをみると、こちらのアルバムはジャンゴ・ラインハルトが逝去して70年という節目に出されたオマージュアルバムということらしい。そうか、ジャンゴが亡くなったのは1953年5月16日のことだから、気がつけば70年。偉大なアーティストは、生誕も逝去もオマージュを捧げるきっかけになるんだなぁ。

コンピレーションの参加メンバーをみると、あの、"Young Django"と称えられたベルギー人ギタリスト、Philip Catherineフィリップ・カテリーンをはじめ、半分くらいがマヌーシュ・ジャズの世界でよくきく名前のようだ。ノエ・ラインハルトNoé Reinhardt、サミー・ドーサSamy Daussat、グエン・カユーGuwn Cahue、アントワーヌ・ボワイエールAntoine Boyerとサミュエリート Samuelito、アドリアン・モワニャールAdrien Moignard、そしてビレリ・ラグレーンをはじめ数々のギタリストのベーシストとして活躍するDiego Imbertディエゴ・アンベールや ウィリアム・ブルナールWilliam Brunard..ジャンゴの血縁系だと、Django本人の孫にあたるギタリスト、 David Reinhardtダヴィド・ラインハルト、そしてひ孫となるレヴィ-アデルLévis-Adel Reinhardtも参加している。ここ数年Davidはスピリチャルな活動にいそしんでいた印象もあるのだが、この二人が参加しているというのが実はこのアルバムの偉大な功績ではなかろうか。

収録曲はジャンゴの人気曲を網羅している印象で、たとえば"My Serenade"では演奏しているメンバーも含めていわゆるマヌーシュ・ジャズという感じで、聴いていて心地よい。
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Philip Catherineは、Young Djangoの収録曲は選ばなかったのかな。そして、リズムギターも自分で録音した、ということなのだろうか。さすが大御所。
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一方、マヌーシュ・ジャズの枠を超えたユニークアレンジ枠もある。こちらの"Troublant Boléro"は、トランペットとアコーディオンが独創的な雰囲気を醸している。
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昔のサンジェルマン・デ・プレを思い起こして歌詞をつけたというCaloé の"Anouman"も、オリジナルとは異なる魅力だ。
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すごくジャズに寄せたNuagesも原曲とはまったく異なる顔をみせてくれる。
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クラシックに寄せた"Rythme Futur"も面白い。
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出演者の一言を一挙に聞けるティザーはこちらから。
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Label Ouestの紹介するサイトでは、曲単位での購入も可能なので、ご興味ある方はぜひお試しください。
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labelouest.lnk.to

Label Ouestからは、近々本アルバム参加者による別のアルバムのリリース予定のあるそうで、まだまだ目が離せない。逝去70年のタイミングということで、もう少しまじめにマヌーシュ・ジャズの方も追いかけていこうと思う。最後に、情報提供いただき、ありがとうございました。こんなところでいかがでしょうか。

[Uruguay 30 days]モンテビデオで食べる「チビートChivito」。ChatGPT 3.5のおすすめと何が違う!?

チビートChivitoとは、バンズにステーキをそのまま挟んだ、いわばステーキサンドだ。子やぎを指すChivitoという単語だが、使われる肉は牛が普通らしい。ガイドブックに書かれているお勧めのお店は、街のあちこちにあるチェーン店「La Pasiva」だったが、地元の友達は別のお店に連れて行ってくれた。
Bar Tinkalは、旧市街からは少し離れているが、創業1970年、Chivitos推しのお店だ。レモネード、フライドポテトとともに食べる巨大ステーキサンドウィッチは、想定よりもパンのサイズが大きくて驚いたものの、美味だった。

私自身はLa Pasivaにいくチャンスはなかったが、どこにでもあるお店なのでぜひモンテビデオを旅する時にはチャレンジしてみていただきたい。

さて、最近流行りのAIにもモンテビデオのお勧めチビート屋さんを日本語できいてみると、"La Pasiva"以外にEl MejillonとBar Tabareというところをすすめてきた。Bar Tabaré はゴルフ場や巨大ショッピングモール、Punta Carretasの近所にあるようだ。
El Mejillón
エル・メヒジョンは、モンテビデオの旧市街にある定番のレストランです。彼らのチビートスは高品質な肉と素材を使用しており、その大きさとおいしさで評判です。レストランには居心地の良い伝統的な雰囲気があり、冷たいビールと一緒にチビートスを楽しむのに最適な場所です。

Bar Tabaré
バル・タバレは、モンテビデオのコルドン地区にある人気でトレンディーなバー/レストランです。彼らは様々な料理を提供していますが、彼らのチビートスは特におすすめです。このサンドイッチは大きくて食べ応えがあり、フライやその他の副菜と一緒に提供されます。レストランにはモダンでスタイリッシュな雰囲気があり、友達と一緒に行ったり、夜に出かけるのに最適な場所です。

La Pasiva
ラ・パシバは、ウルグアイに拠点を置くチェーンレストランで、モンテビデオにいくつかの支店があります。彼らはおいしいチビートスを提供しており、地元の人々にも愛されています。このレストランは、カジュアルで居心地の良い雰囲気があり、ファミリー向けのレストランとしても人気があります。

次に英語で問いかけてみると、El MejillonとBar Tabare以外にモンテビデオショッピンセンターの近くにあるお店"Chiviteria Marcos"というお店がおすすめだという。
Chiviteria Marcos
Chiviteria Marcos is a small and unassuming restaurant located in the Pocitos neighborhood of Montevideo. It's a great place to go for a quick and tasty Chivito. They offer a variety of options, including vegetarian and gluten-free versions of the sandwich. The restaurant has a casual atmosphere, and it's a popular spot for locals.

最後にスペイン語でも問いかけてみると、El Mejillonの他にモンテビデオショッピンセンターやハードロックカフェがあるPocitosというビーチの近くにある"Chivitos & Churros Marcos"とフランス系のホテル、ソフィテル・モンテビデオの近所にある”Chivipizza”が良いという。
Chivitos & Churros Marcos
Chivitos & Churros Marcos es una tienda de chivitos que se encuentra en el barrio de Pocitos de Montevideo. Ofrecen una amplia variedad de chivitos que se adaptan a todo tipo de gustos y necesidades, incluyendo opciones vegetarianas y sin gluten. Además, también ofrecen churros caseros, que son una delicia.

Chivipizza
Chivipizza es una tienda de chivitos que se encuentra en el barrio de Parque Batlle de Montevideo. Además de chivitos tradicionales, también ofrecen opciones de chivipizza, que son una mezcla entre un chivito y una pizza. El restaurante tiene un ambiente moderno y acogedor, y es un gran lugar para disfrutar de un chivito o una chivipizza.

どの言語できいてもお勧めのお店として名前が出てくる"El Mejillon"は、モンテビデオではなくPunta del Esteにあるようだ。チビートが生まれたお店、という意味では重要な位置付けのお店だが、これはダメじゃないか。
www.focioli.com

Una argentina, un bar y una gran mentira: así nació el "chivito uruguayo" en Punta del Este - Infobae

ChatGPTに「El Mejillonは本当にモンテビデオにありますか?」と突っ込んだところ、こんな答えが返ってきた。

ご指摘ありがとうございます。調べたところ、私の前回の回答にあった "El Mejillón" というレストランは、実際にはモンテビデオに存在しません。お詫び申し上げます。以下は、正確な情報を提供します。

El Pony Pisador
エル・ポニ・ピサドールは、モンテビデオのコルドン地区にある伝統的なレストランです。彼らのチビートスは、高品質の素材を使って作られ、大きさとおいしさで評判です。また、このレストランは、居心地の良い雰囲気とウルグアイの文化を感じさせる内装が特徴的です。

Bar Tasende
バル・タセンデは、モンテビデオの市街地にあるカフェ兼レストランです。彼らのチビートスは、特製のソースや素材を使って作られており、他のお店とは異なる味わいを楽しめます。また、広々とした店内とテラス席があり、リラックスして食事を楽しむことができます。

La Pasiva
ラ・パシバは、ウルグアイに拠点を置くチェーンレストランで、モンテビデオにいくつかの支店があります。彼らのチビートスは、おいしさとボリューム感で評判があります。また、カジュアルな雰囲気が特徴で、家族や友人と一緒に楽しむことができます。

以上、正確な情報を提供できずにご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
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AIを通じて、ウルグアイ、そしてモンテビデオには多くのチビート店があることだけはわかった。ぜひ自分好みのチビートを見つけて欲しい。

[Uruguay 30 days]マイアミ滞在12時間。トランジットの隙間時間に何をする?

今回は、行きも帰りもアメリカを経由してウルグアイに行った。行きは成田からDFW(Dallas, US) -MIA(Miami, US) - MVD(UGY)、帰りはMVD(UGY) - MIA (Miami, US) - LAX (Los Angels, US)で羽田に戻るというルートだ。もっとも、旅の初めから乗り継ぎがうまくいかず、結局マイアミからパナマに飛ぶ羽目になるなどのアクシデントもあったのだが。少なくとも、帰りの便では日中12時間以上マイアミに滞在することに。エアポートホテルでゆっくり滞在することも考えたが、200 USDくらいすることがわかったので断念。多少無理してでも、マイアミを満喫するのだ!

大きな荷物は一度引き取ってから、トランジット用のカウンターで預けることができたのはラッキー。そのまま9時くらいまでベンチで休憩をしてから、バスでまずはDolphin Mallというところに行くことにした。私はGoogle Mapがその時弾き出したバスに乗ったら、二駅先で別のバスに乗り換える羽目に。バスは一律2.25ドルで、どんなに距離が短くても都度支払う必要があるので、結果モールに行くまでに5ドル支払うことになった。というわけで、Googleが乗り換え前提の行き方を提示してきても、238をひたすら待って乗車することをお勧めしたい。
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と思ったら338っていうのもあるなぁ。まあとにかくモールへの直行便を選ぶのがベストだ。

Dolphin Mallの過ごし方
こちらのモール、土曜日は11時開店ということだったが、10時過ぎくらいからぼちぼち入れる様子。まずはまだシャッターが降りているお店を眺めて行きたいところの目星をつけつつ、館内のスターバックスを目指すと良い。その脇にはインフォメーションカウンターがあり、割引パスの手続き方法を教えてもらうことができる。私は、その後フードコートに行ってメキシカンを食べてから買い物を堪能した。食事の時間も含め、だいたい3時間くらい滞在できた。なぜかフードコートの写真だけ手元にあるので置いておく。

Miami South Beachの過ごし方
どうせ時間はたっぷりあるので、お次は名所、マイアミのサウスビーチというところへバスで向かうことに。行きと同じ238で空港まで戻り、150というバスに乗り換えるとマイアミビーチに行けた。
www.rome2rio.com

ただし...土地勘がなさすぎてどこで降りるべきなのかまったくわからない。しかもこのバス、別にビーチ沿いを走っているわけではないのだ。もう仕方がないので、適当なところで下車し、あとはGoogle Mapを見ながら「サウスビーチ」と「Art Deco Museum 」に行った。どうやら、Ocean Driveというのが、このアールデコミュージアムのあったところらしい。この美術館を通じて、マイアミの魅力やいかに人気の町なのか、ということが少し理解できた気がする。全盛期には、マイアミのホテルにラジオ局が複数あって、ミュージシャンのライブを放送していたりしたこともあったらしい。

キューバ料理が多い、というのはよくわかったが、ありすぎて入るべき場所がわからない。そして、どこのお店もクラブミュージックががんがんかかっている。そうだ、ここはリゾート地なのだ。パソコンを担いだまま、トランジットついでに寄り道してもフルに楽しめるはずがない。いつか、休暇を目的にマイアミを目指したいと思った。

こちらはマイアミで見かけたMural(壁画)。鮮やかでセンスがいいなぁ。

[Uruguay 30 days]モンテビデオで味わうアジア系料理

ウルグアイは言わずと知れたお肉の国なのだが、滞在10日目くらいからあろうことか胃腸を中心に体調を崩した私は、食欲がなくなり食べられなくなってしまった。肉や芋類(ちなみにウルグアイではジャガイモよりさつまいもの方が肉の付け合わせに人気らしい)は食べる気がしないが、麺類やご飯、あたたかいスープ類がやたら懐かしい。体調を崩した私が探し当てた、麺やご飯にありつけるモンテビデオのレストランをこちらにメモしておこうと思う。

Caminos del Inca
Ciudad Viejaのウルグアイ通り沿いにあるペルー料理屋さん。本当はこの通りにある中華料理屋Tian Fuに行きたかったのだが、店を開ける気配がまったくなかったので、こちらに来てみた。ランチセットの、じゃがいもをふんだんに使ったぶっかけご飯のようなものを食べたが、けっこう美味しかった。なぜかこの日デビットカードが使えなかったので、以来行かなくなってしまったが、ここは他の料理も期待ができる気がした。



BOSQUE BAMBÚ
ベジタリアン向けの料理を扱う、アジア食材屋さん。手前の方にバイキング形式で料理を量り売りしてくれるコーナーがあるのだが、野菜も多く美味しかった。油っこさが少ない、フードコードの中華料理のようような感じか。地元の人が好きそうな、キッシュやコロッケなんかもベジタリアン仕様のものが売られていて、これはこれで興味深かった。お客さんもほぼ地元の人たちだったが、お店のオーナーは中国系の家族だった。

Arariyo
こちらは、在住の友人曰く「街にある韓国料理の中で一番美味しい」というお店。あたたかいキムチチゲは、治りかけのお腹と心に沁みた。


Sumi Sushi
ここのお店のテイクアウトで「焼き飯」を食べたが、非常に美味だった。モンテビデオはお寿司屋さんは一定数見つかるが、クリームチーズ入りの巻き寿司が中心だ。ここのお店はきっとお寿司も美味しいのではないかと勝手に推察している。お店の歴史も興味深いのでこちら、ぜひ読んでみていただきたい。
SUMI — Japanese Food

今回、長期滞在が久々だったこともあり、胃薬や胃腸薬、調子が悪い時用の携帯食などを準備せずに来てしまったのは失敗だった。抗生物質とともに処方された胃腸薬に救われた!

[Uruguay 30 days]ウルグアイで古着屋・ヴィンテージショップめぐり

季節が真逆ということとその場の雰囲気もあり、日本から持ってきた夏服がいまいちしっくり来ないというか、着たい気分にならない。そんな時、お世話になるのが古着屋さんだ。一点ものが多いので、眺めているだけで楽しい。地図で"Second Hand Store(Segunda mano)"と検索するだけで色々なお店が出てくるが、必ずしも営業しているとも限らないし、Second Hand Storeとして登録されていないところもある。きちんと営業していて、かつ良かったところをいくつかここにリストアップしておこうと思う。

Calypso Store

calypsouy – Prendas de dama, calzado y accesorios
女性向け。こじんまりとしているが、選ばれた、魅力的なアイテムがたくさんあった。価格帯は$1,200前後。

ANTOLINA

Antolina – Second Hand
ここも大部分が女性向け。お店は決して広くないが、とにかくハンガーが動かないほど大量のアイテムが置いてある。とくにトップスの数は圧倒的だ。女性二人が、古着を分類して棚に収める作業を黙々と行っているが、ある意味お客さんに構わないので買い物しやすい。
ここでDesigualのジャケットを$1,500くらいで買ったが、他の店で見かけないアイテムだったので満足している。

Recicla

Recicla
こちらも、品揃えが最高。あるトーンに従って品物を陳列しているようにみえる。Francisco Aguilar 847 にある方のReciclaは、古着とともにオリジナルトートバッグなどのアイテムを販売している。


Dolores de Arteaga

Dolores de Arteaga Segunda Mano
ちょっとマダム向け、かつ色合いなどユニークなものが多いお店だが、女性2人の店主がすごく感じがよかった。私が行った時はちょうどセール中で、$1,000くらいのジャケットが$300になっていた。もう買うしかないでしょ、これは。

Retroka

.:Retroka:. Second hand shop
全体的に値段は高め($1,000以下のものはほぼ見かけない感じ)だったが、置いているアイテムはセンスがいいと感じた。そして、Sサイズが多い。全アイテムの1/4くらいが男性もの。試着室が奥の方にあって綺麗なので、思う存分試着ができる。

ERA MIO

Era Mío
女性ものもあったけれども、子供服および若い人むけの服に強いという印象。試着ができる雰囲気でもなかったので、すぐに出てきてしまったけれども値段は手頃だった。

まさかウルグアイでこんなにたくさん服の買い物をするとは思わなかった。なぜかZaraH&Mの、素敵な服をやたら見かけたのも印象的。店舗に行くとあまり良いと思えないことが多いのだが、仕入れ方が良いのかな。冬になったら、ウルグアイウールのアイテムとかも出てくるのだろうか。もちろん、ウルグアイ発の服メーカーで買うのも良いのだが、ウルグアイのヴィンテージショップ巡り、非常に楽しい。あと何件回ろうかな…。

[Uruguay 30 days]トランジット時間の過ごし方:ダラス・フォートワース国際空港DFW、マイアミ国際空港MIA、トクメン国際空港PTY

思い返すと、人生で2度のトランジットをしたことなどほとんどないのではなかろうか。でもウルグアイに行くならそれしか選択肢がないのだ、仕方がない。しかも、予定が思いっきり狂って3回もトランジットする羽目になった。ここでは、各空港での過ごし方をメモしておこうと思う。

ダラス・フォートワース国際空港(DFW)
アメリカン航空の発着が7割を占める巨大な空港なので、ここの利用は避けられないのかなぁ。スカイリンクという電車を使って、JALが使うターミナルDから、マイアミ行きのフライトが出るターミナルAに移動した。移動する前に一度預けた荷物をピックアップし、確認をしてから入国手続きをして、またすぐに荷物を預ける仕組みだ。ほとんど時間がかからないのはありがたかったが、ここでまさかの出来事が起こった。自分が乗るはずのフライトがキャンセルになったのだ、しかも、ターミナルAに移動している最中に...


慌てて再度ブッキングしたけれども、結局その飛行機も予約でいっぱいで乗ることができず、5時間のトランジット時間は正直ゲート間を走り回って、色々な手続きをしまくって終わってしまった。JALのステイタスのお陰で使えて助かったのは、Americanのラウンジ、Admirals Club。かなり混雑しているし、アルコールもタダではないけれども、無料で小腹を満たすことができるのはすごく助かった。なぜかやたら豆系のものが多かったけれども、味は悪くない。この後さらにトラブルが続いて食べる暇がなかったので、ここでの栄養補給は助かった。


もし次回この空港に来ることがあったら、ターミナルAにあるこのお店に行きたい。Vino Volo。お値段は安くはないが軽食とともに色々なワインをグラスで楽しめる。

マイアミ国際空港(MIA)
諸々あって、マイアミじゃ1時間くらいしか時間がないはずだったのに、3時間ほどホテル滞在して、朝7時に空港に戻ってくる羽目に。ここからさらなるトラブルに見舞われるのだった...。ともにトラブルを戦ったウルグアイ人紳士のはからいで入ることができた、マイアミのAMEXの上級会員向けラウンジが素晴らしかった。私はこの旅を通じて、初めてクレジットカードの年会費を払う意義を知った。今はいいカードなんて一枚も持っていないけれども、まじめに考えてみるか。帰りは12時間もマイアミで足止めを食らうので、過ごし方を考えてみよう。

ちなみに、アメリカン航空がオファーしてきたホテルはなんと空港から45分もかかる場所であった。ホテルにチェックインするとビーチへの鍵を渡されたが...12時に空港を出て翌日の4時には空港に向かわなければならない。滞在時間3時間でビーチに行くはずもなく...せっかくなら昼間にディレイがあればよかったのに。

トクメン国際空港PTY
別にくる予定がなかったのに、トラブルのせいでパナマでもトランジット時間を過ごす羽目になった...。まずは空港ラウンジへ。これまた、Priority Passのお陰なのか、Tokumen Royal Saloonというターミナル1のラウンジに入ることができた。どうやらプライオリティパスがあれば誰でも使えるらしい。
https://www.loungebuddy.com/PTY/tocumen-royal-saloon-terminal-1-QVmqspYr8t

場所も決して広くなく、ちょっとファーストショップみたいな雰囲気はあるし、多少色味は茶色いが、サーブされたご飯と豆スープも美味しかった。何よりも、ずっと食べる暇がなかった私の胃には嬉しかった。

あとで友人に聞いたら、ターミナル2のラウンジのラウンジがはるかにレベルが高いとか。まあ、次回いつ通りがかるかわからないが...気にしておこうと思う。
PTY: Copa Club Reviews & Photos - Terminal 2, Tocumen International Airport | LoungeBuddy

パナマタックスヘイブンなので物が安く買えるよ!とウルグアイ人に言われたが、あまり欲しいものはなかったな…

今回の旅は、行きから酷い目にあった。アメリカン航空のカウンターの人とめちゃくちゃ戦ったし、最終的に元々乗るはずだったアメリカン航空で旅を終えることができず、パナマのCOPA航空にお世話になることに。バゲージも自分を同じフライトでこなかった...でもとりあえず安全に到着できたからまあいいか。ディレイドバゲージとなったことで、むしろ重い荷物を無理して街中まで運ばなくてよくなったので助かった、という考えもある! 実はトランジットの回数に驚いて荷物を預けるべきか相当悩んだのだが、結果的に預けてよかった、と思う。

[Uruguay 30 days]ウルグアイに行ってみよう!準備編

ひょんなことから昨年末にウルグアイに行くことを決めた。親友がウルグアイ在住なので、引っ越してしまう前に来ない?と誘われたのだ。ウルグアイは南半球で、12月〜2月はちょうど夏のシーズン、かつ、この時期はカーニバルもあり、観光するには最高の時期らしい。
www.carnivaland.net

正直、ウルグアイという国は「ウルグアイ・ラウンド」で知ったくらいで、その後の人生でとくに関わりもなく、ましてや話題に上ることもなかったが、治安も安定しているというし、ゆっくりするにはちょうどいいかもしれない、と思った。行くことを決めてから、以下のものを準備した。

🛩航空券
とにかく安ければ...と思う一方で、自分がマイルをためていてかつSaphire statusがあるJALもしくはOne World加盟の航空会社を選んだところ、以下の行程となった。
行き:成田(NRT)🛩ダラス・フォートワース(DFW)🛩マイアミ(MIA)🛩モンテビデオ(MVD)
帰り:モンテビデオ(MVD)🛩マイアミ(MIA)🛩ロスアンゼルス(LAX)🛩羽田(HND)

2度のトランジットは避けられないとわかってはいたものの、うーん、気が重い。行ったことない空港な上に、DFWで荷物ピックアップの上5時間も待つのだ。帰りのマイアミなんて、12時間くらい待つし、LAXのトランジットはごちゃごちゃしていて面倒な印象がある。でもこれが最善だと思わないとやっていられない。予算の制限もあるし。ただ、"とりあえずステイタスがある航空会社を選ぶ"、というのはすごくよかったと思っている。とくに、アメリカの航空会社は新参者に冷たい。ちょうど乗り継ぎトラブルに見舞われたのだが、そんな時にステイタスのおかげで一瞬でもよく扱ってもらえたり、提携会社のラウンジが使えるというのは大きかった。

🌴入国準備
ウルグアイ入国に際して、90日以内で観光目的ならビザが不要なのだが、以下のものが必要となる。

  1. アメリカ経由で入国する場合)ESTA
  2. Covidワクチン接種証明
  3. ウルグアイで有効な健康保健の加入

この3つ目の項目だが、「カード付帯保険でいいや」となめてかかっていたが、出発の前日になって、「紙かデータにて、保険があることを証明しなければならない」ということを理解した。というわけで、出発当日の朝、クレジットカード会社に連絡を入れて、「カード付帯 英文付保証明書発行」を依頼した。出国手続きまでに発行してもらえることが確認できたお陰で、新たに海外旅行保険に入らなくて済んだのが本当にありがたい。ちなみに本来この証明書を発行してもらうには、2日ほど手配に時間を要するらしいので、あらかじめ準備をすることをお勧めしたい。ちなみに、入国の際に書類の提示を求められることはなかった。

あと、Veriflyでウルグアイ行きのフライトを登録しようとすると、Covid関連の項目とは別に「Travel Authorization Form」の提出、というチェック項目がでてくる。これが何のことやら誰に聞いてもわからないままだったのだが、不要な書類なので気にしなくて良い。昔は何か

入国準備について、最新の情報はこちらが詳しい。
www.uy.emb-japan.go.jp

その他諸々
南米経験のある方々からのお勧めのアイテムとしてこんなものを準備していった。

  • 🌞日焼け止め、サングラス、帽子など

とにかく日差しが強いので、これは持って行ってよかった。気をつけていてもちょっと外を歩くだけで日焼けしてしまうので、カーマインローションのような肌トラブル用のローションもあるといい。

  • 🫧マイシャンプーやリンス、洗口液など

もちろんこちらのスーパーでも購入可能だが、高い上にバリエーションがない。値段がだいたい200mlで255UYU (700円)くらいする。日本から自分のお気に入りブランドのものを日数分持ってきてよかった。

ほぼクレジットカードかデビットカードで大丈夫だが、家に少額紙幣があるようなら持っていると安心。

  • 💊ビタミン剤と胃腸薬

緑黄色野菜があまりないし、かといってローカルの人みたいにマテ茶でビタミンをとるのもハードルが高い。こうした薬があるとちょっと安心

日本から持ってこなくても良いもの

  • 😷マスク

今のところ、マスク着用を強要される場面には遭遇していない。バスの中には、お年を召した方でマスクをしている人をちらほら見かけるが、自分の健康状態が心配な人が自発的につければいいみたい。

  • 🩱水着や夏服

古着屋がけっこう充実している上に、1月末はセール期間で安く服や水着が買える。とにかく暑くてみんなショートパンツをはいているような気候なので、羨ましくなって2,000円くらいのショートパンツを買ってしまった。わざわざ日本の夏服を引っ張り出してくる必要もなかったな、という気持ち。