朝、Looking upを聴きたくてウロウロしていたら、ミッシェル・ペトルチアーニのドキュメンタリー映像を見付けた。デューク・エリントンに憬れてピアノを始めたそうだが、クラシック音楽を習っていた頃、彼の身体に合わせて、お父様が特別なペダルを作ってくれたとか。けっこう立派な木製のマシン?で、横にがっつり名前が入っている。
すごく明るくてユーモアが好きでピアノが好き、ということがよくわかるドキュメンタリーだ。ジャズライブの拍手に関する話が面白い。また、雑談の中で「色」に合わせて音を作っていくシーンがあるのだが、「緑」「ブルーグレー」という色を思い浮かべながらペトルチアーニが弾く音が、なんとも素敵でうっとりする。
さらに、垂涎モノなのが、ステファン・グラッペリとのレコーディング風景だ。フラミンゴのレコーディングだろうか。
最後、ニューヨークの摩天楼を眺めるような場所で弾くLooking upが最高に良い。