あけましておめでとうございます。
さて、もううん十年来の友人に誘われて、香港で年末年始を過ごした。じつは年明けを海外で過ごすのは人生初だ。日本のお正月が好きだから。でも今年は喪中でお祝いもないから…というわけで、友人の誘いに乗ることにしたのだ。
せっかく香港にいるなら、新年の花火が見たい…というわけで、色々と調べた結果、九龍サイドにある高級ホテル、リッツ・カールトンの118階にあるバー、Ozoneのパーティーに行くことにした。ウェルカムドリンクのドンペリ付き、スタンディングで850HKDだ。
参加者がみんなあまりにもドレッシーで、少し気後れ…ま、でもこんな機会でもないと来ないからな。
エレベーターを乗り継いで、118階のバーに到着。ただしこの日はとても寒く、さらに高度がある上に吹き抜けなので、寒くて花火の開始まで待ちきれなかった。おまけにバーに人が溢れすぎてバーテンダーも人をさばけず、2杯目の飲み物が入手できない。20分は待っただろうか。飲み物なしで年越しか、とハラハラした。飲み物のお代わりは300HKDくらいかな。飲んだことない美味しいカクテルだった。
結論。リッツ・カールトンのOzoneからの花火観賞は難しいかな…。でも、こんなことでもないと行かないだろうし、有名DJを招いての音は、クラブとしてノレると思う。 クリスマスデコレーションもよいセンスでうっとりする。
寒さに負けた私たちは、バーテラスで待つことに耐えられず、リッツの車寄せで花火観賞したのだが、これはこれで素敵だった。予算があれば、席ごと予約するのを勧めたい。あとは…厚着できるおしゃれを忘れずに。
散々楽しんでから、偶然イスタンブールのテロのことを知る。どうやら新年を祝うパーティーが開催されていたのはReinaだったのか。自分がかつて楽しんだ場所で犠牲者が出たことに信じがたい気持ちだ。犠牲になった方々のご冥福をお祈りします。