私が台南に行った目的は、小吃(シャオチー)と呼ばれる軽食を食べるためだ。食いしん坊か。ましてやこの日本統治時代からあったというエビ飯は、ぜひ食べたかった。「海安路」という、ちょっと駅から離れたところに名物店が2つある状態だったので、とりあえず適当にバスに乗り、Google Mapをみながら適当なところまで行き、徒歩5分圏内のところでバスを飛び降りた。実は台南には観光客用のバス路線、88と99の2本があったのだが、観光地をめぐるために迂回ルートになっている上に、時間的に待たされそうだったので、業を煮やして適当に乗った、という感じだ。それでもどうにかなるものですな。
さて、しばらく「海安路」を歩いて探し当てました、「矮仔成蝦仁飯」(読み方がわからない)。しばらく並んでいると、お店のご主人が声をかけてくれて、日本人だとわかると丁寧に接してくれた。情報によっては「会計は先」と書いてあったが、私は後払いだった。注文表に欲しいものを書き込んで、列に並ぶこと10分くらいか。席に通されて、無事にエビ飯にありつくことができた。蝦仁飯とお味噌汁、それに青菜を注文して100元くらいだっただろうか。お味噌汁は煮干出汁かな。エビ飯もお出汁がきいた優しいお味で、本当に本当に美味しかった。これは日本人なら間違いなくハマるやつだ!
あとで台北ナビの記事をみて、「やっぱり卵と蛤スープも食べておくべきだった!」と相当後悔した。またリピートするもんね!
矮仔成蝦仁飯(台南市) | 台湾グルメ・レストラン-台北ナビ
ちなみに、こちらが同じ通りにあるもうひとつの有名店、「集品蝦仁飯」だ。Googleマップで検索すると、日本語で「エビ飯」という表示とともに出てくるのはこちらのお店のほう。ああ、胃袋が二つあれば、こっちも試したのにな…。